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なんて返そうか迷ってたら、本当に嬉しそうにしながら
junki「俺ずっとさー、
ラーメン屋とか一緒にご飯セットまで頼める彼女と行きたいなって思っとってん!
いやぁ……まじで嬉しい、え、ほんまにいっぱい食べてな?!
あ、そのあと甘いもんも有りやなぁ……、」
そう言ってくれた河野くんだけど、1つ引っかかるところが……
『か、彼女………?』
と、友達……だったのでは、
聞こえるか聞こえないかくらいの声でそう言うと、ぽかーんとした顔になっちゃった。
junki「…………?……………あ! ちゃ、ちゃうで?!
彼女とかそーゆー関係じゃなくても!
その、ほら俺食べるん好きやからさ、 一緒にいっぱい食べて笑ってって出来る人いたら絶対楽しいやろなぁって……………、」
junki「うわぁ…………まじで…何しとんねん俺…、」
さっきまで口半開きにしてたのに、今は必死で弁解してる。
それどころか、何かちょっと落ちこんでる……?
何だろう、河野くんと一緒にいたら
『ふふ、嬉しい。
一緒に行こ、ラーメン屋も甘い物も食べに、』
私の悩み事なんか、ちっさい事なんだって思えてくる。
自然と笑顔になる。
『……なんか太陽みたいだね、河野くんって。』
junki「へ、?」
ちょっぴり間抜けな声を出した河野くんに
また笑った。
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このお話を読んでくれる皆様、お気に入り登録までして下さってる皆様、本当にありがとうございます。
こんな青春は作者と無縁でした。何なら男子は数えられる程度としか話せてないです。ちくしょう()
前作に引き続き、キャラ崩壊並びに口調迷子といった調子が続きまして………某アイドルのファンの皆様、本当にすみません。
次回のお話から、短編集的な内容になっていくかと思われます。
いきなりデートしてたり、いきなり喧嘩してたり等がありますが、一応オチまでは持ってくつもりです。
また、性的マイノリティに関しても触れるお話が出てくるかもです。苦手な方はUターンして下さい。
引き続き、この作品を楽しんで頂けたら幸いです。
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作者名:リラ | 作成日時:2023年3月28日 10時