○不思議な部員 ページ2
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バレー経験もない。
入部理由は女子にモテるため。
正直いって、及川の中のAの印象は最悪だ。
高校からしたことない運動部に入る人など、そうそういないはずだが、Aは平然とした顔で毎日部活に来ている。
印象が悪くなった理由はそれだけではない。
技術がいるバレーボールという球技で、初めてしてとても上手いというのは天才以外ない。
なのにAは、及川のフォームを一回見ただけで、軽々とこなしてしまったのだ。
流石に鏡写しに、とまではいかなかったが、コントロール力は及川そのものだった。
及川は天才を毛嫌いする。
それを知っているのは多分、北一メンバーと及川の同級生だけだが、少しだけ部内がピリピリしているのは薄々感じているみたいだ。
「……なんでだろ」
Aは一人で首を捻っている。
そして、サーブを打つ人打つ人の姿を喰うように見て、自分のものとしていった。
部員全員がAを化け物として認識するのは、とても早かった。
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抹衣(プロフ) - はましおんさん» コメントありがとうございます！スペースはスマホでは出来なくて……わざわざpcでやっております(笑)小説風になるべくしたくて……。応援ありがとうございます！更新ペースが凄く遅いですが、気長に待ってくれると幸いです(笑) (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 4a9e0cfb60 (このIDを非表示/違反報告)
はましおん(プロフ) - すごく面白くて読みやすいです。改行の後の全角スペースもちゃんとやっていてすごいなと思いました。応援してます！ (2019年7月14日 7時) (レス) id: 02bd72d94d (このIDを非表示/違反報告)
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