完璧なアイドルを落としたい。 (ページ41)

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ぎくページ41

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京本｢……なんか最近、あの二人変じゃない？｣

森本｢……んね｣

いつもぴったり合うはずのダンズもバラバラ

自然に会話しているものの、目立ったトークもなし

なんなら空気を察した北斗が間に挟まってトークを回している(ほぼ回せてない)
(でもふたりともそれにすら気づいてない、ほぼ聞いてるだけ)

何かを手渡す時も、さらっと北斗を経由してる

京本｢……レインボー北斗｣

森本｢なんか架け橋みたいになってるよね笑｣

Aと樹を必死に繋いでる北斗は

正しく架け橋そのもの。

京本｢これはグループとしてまずくないか？｣

森本｢まあ、あなたが言えたことでは無い｣

京本｢痛いところついてくるな｣

森本｢そういうギクシャクする時期も、グループってやつなんじゃない｣

京本｢そーなのかなぁ｣

そんな会話を慎太郎としていると、朝の生放送が終わってから合流した髙地が入ってきた

髙地｢なにあれ、北斗が間に挟まってる｣

森本｢こーちおはよ｣

髙地｢おはよー｣

京本｢Aと樹がぶつかっちゃってるよ｣

髙地｢あー、やっぱり？｣

森本｢やっぱり？｣

髙地｢何十年と芸能界に人生を捧げてる人が、

すんなり自分の恋心なんて受け入れるわけないでしょ。
遅かれ早かれ絶対こうなると思ってたよ｣

森本｢こーちすげぇ……｣

髙地｢凄くねぇわ笑｣

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