完璧なアイドルを落としたい。 (ページ36)

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ご機嫌な早朝ページ36

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個人の仕事が立て込んで、SixTONESに会うのは1週間ぶりだった。

俺は久々にメンバーに会えるのが嬉しくて

いつも4度寝するのに、今日は2度寝ぐらいで抑えて

付けっぱで行くことの多い寝癖をちょっとだけ直して

パンを1口だけ齧った

朝送迎に来たマネージャーには

マネージャー｢……田中さん、なんか今日機嫌いいですね｣

なんて言われたりもした。

スタジオに着いて、

一番最初に見たのは

大好きでやまない後ろ姿だった

大きなカバンを抱えながら、ユラユラと揺れるポニーテール

少し早足で駆け寄って、肩にそっと体当たりをする

田中「よ、おはよ」

間宮｢わ、びっくりしたー。樹か｣

突然肩をぶつけられて、身体をビクリとさせながら

険しい顔で
すぐさまこちらをみて

視線があって、俺だと認知すると

すぐ柔らかい表情へと変わった

間宮｢おはよ！｣

久々に見る顔がつい嬉しくて、ニヤニヤしてしまう

間宮｢なに笑、気持ち悪い〜｣

田中｢いーだろ！久々なんだし｣

Aが重そうに抱えていたカバンをひょいと

腕から奪い取って、隣を歩く

間宮｢ーんで、また大我がソファ散らかして、ついに髙地がそれに足引っ掛けて

もってたお気に入りのケータリング全部ひっくり返して転けて、髙地激おこね笑｣

田中｢はは笑やば笑｣

間宮｢髙地が大我のこと追いかけ始めて、もう楽屋ドタバタ笑｣

田中｢それ撮ってなかったの？笑｣

間宮｢もちろん撮ってありますよ？みる？｣

田中｢みるみる｣

最近会ったしょーもない話で笑い合う

その度に思うんだ

幸せだなーって

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