完璧なアイドルを落としたい。 (ページ32)

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最高な同期ページ32

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田中｢あﾞあﾞーー！クソ！｣

菊池｢飯の場でクソとかいうなよ｣

田中｢やってられっか！｣

Aときょも、2人での仕事のオファーが入ったと告げられた日

いても立っても居られなくなって、Aの家に押しかけた

んで、キスまでした。

前も車でしたけど、

俺ってこんなにキス魔っていうか…変態だったっけ……。

女の子と絡んで無さすぎて、距離感バグになってる？

それとも、焦ってる……？

それから次の日、同期である菊池風磨を晩御飯へと誘った。

田中｢2人のことは応援してるべ？でも、キスシーンってさあ！俺が選ばれるべきだった！！｣

菊池｢樹だったらヤクザ恋愛モノか不倫ものになるって｣

俺はやり場のない感情を、ただひたすら風磨にぶつけていた

菊池｢でもA姉ぇが可哀想〜、いきなり樹に距離詰められてあの子パニックでしょ｣

田中｢こっちは何年我慢してんと思ってんだよ｣

菊池｢ただでさえ恋したことない女の子に、樹はハードル高いってぇ｣

田中｢じゃあどうしろってんだよ！｣

菊池｢まあまあお兄さん、落ち着いてくださいよ｣

俺と風磨は付き合いが長いから、どれだけ長い間俺がAへの想いをこじらせてるか知っている

逐一俺が報告してるから、それがいま爆発してるのも知っている。

田中｢だってあいつのスッピンみたことあるか？！

いつもは大人っぽいのに、あんなにあどけなくなるのずるいだろ！化粧してなくても可愛いんだぞ？

あー、可愛かった……会いたい……｣

菊池｢まじでなに、この時間｣

田中｢次会うの1週間後だぞ……？｣

菊池｢しらねぇーよ｣

菊池｢…………でも樹さ、まあそんなに焦んなくてもいいんじゃない？｣

田中｢……なんで…｣

菊池｢相手は完璧なアイドル、間宮A！恋愛にも慎重になるだろ｣

田中｢……うーん……｣

菊池｢A姉ぇのこと、ほんとに大切にしたいならまあ焦らず向こうの気持ち待ちなさいよ｣

田中｢……うん｣

風磨は毎回こうやって、俺の愚痴に乗ってくれるし
最後にはなんだかんだ適切なアドバイスまでくれる

最高の同期を持ったんだと思う。

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32-33 一瞬だけアップしてたんですけど、気に入らなくて書き直しました。
見た方は記憶消してもっかいコチラ呼んでください😭

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