まだ幼かった私たち ページ15
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Jr.時代、目に余るような樹の素行の悪さを注意したことがあった。
私たちはまだ社会人と呼ばれるには若いけど、
それでもきちんとお金をもらってお仕事をしていて
事務所に務めているのだから
最低限のプロ意識を持って仕事をして欲しかった。
私はSixTONESとしても、きちんともっと大きくなりたかった。
そして、
色々な事情があるから仕方ないのはわかるけど、
それでもそこから立ち上がるには、誰かが言うしかないと思った。
荒れていく樹を、そのままなんかに出来なかった。
本当は心優しい人なんだから。
家族が居ないお前に、何がわかるのか。
樹に言われた台詞は
ガンッと何かに殴られたような衝撃だった。
そして図星だった。
撫でてあげたくても、抱きしめてあげたくても
壊れそうなのに、樹には触れられない。
異性には近づかないと決めているから。
間宮｢…………ただいま｣
私には親と呼べる存在も、兄弟もいない。
親に売られてこの事務所に入った
幼い頃からアイドルとして生きることが約束されていた。
そんな私を育ててくれたのは、マネージャーの宮橋さんだった。
男の人しかいないこの事務所で、私のためだけに採用された女性のマネージャーさん。
1人で暮らしていけない私を、家に置いてくれた。
高校を卒業するまで、ずっと一緒に住んでおり
現場でも家でもずっと、ずっと一緒だった。
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wadasan(プロフ) - 珊瑚礁さん» やーん！こちらも作品拝見してます！ありがとうございます😘 (3月27日 22時) (
レス) id: 08d066747b (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚礁(プロフ) - ドキドキする展開で大好きです！更新待ってます！ (3月27日 16時) (レス) @page20 id: 03d8247262 (このIDを非表示/違反報告)
wadasan(プロフ) - eapoiraile18さん» ありがとうございます！ (3月26日 1時) (レス) id: 08d066747b (このIDを非表示/違反報告)
eapoiraile18(プロフ) - 涙をボロボロこぼしながら読んでました。更新楽しみに待ってます！ (3月26日 0時) (レス) id: 5c40819ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wada | 作成日時：2024年3月22日 20時
