We are? ページ31
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ツアー中、突然泣き出してしまう間宮A。
そしてそれを回収したかと思えば、
スタッフも不安そうに見守っており、メインステージのカメラにはそれぞれのメンバーが涙を流していたり、グッとこらえている場面が映し出された。
ファンは困惑していた。
｢え、なに？何が起きてるの？｣
｢なんかメンステでみんな泣いてる｣
｢えー、どういうこと？｣
森本｢…ファンのみんなが混乱してるからとりあえず説明しなきゃ｣
京本｢説明ってどうやって？｣
ライブTシャツの袖でグッと涙をふいてから、田中樹がまたマイクを握った。
樹｢…っ、ちょっと、みんなほんとにっ……ごめんね…｣
それでも喋る言葉はたどたどしく、スタッフも困惑しているようだった。
ただ、モニターに抜かれるメンバーの泣き顔は美しいものだった。
間宮｢樹、大丈夫だよ。私から話させて｣
樹｢大丈夫なの？…｣
間宮｢うん｣
間宮がすっと息を吸い込んで、自身のマイクの電源をオンにする。
間宮｢みんなあーー！困惑させてごめんね！私から話したいことがあるから聞いてください！｣
｢いいよーー！！｣｢なにーーーー！｣
間宮｢私ね、アイドルやめようと思ってたの！
…私にはずっと親と呼べる存在が居ませんでした。
ずっと親代わりに面倒を見てくれていたのはいまのマネージャーです。
マネージャーの家に居候して、2人で朝起きて現場に行って
四六時中ずっと一緒にいました。
沢山の批判から私を守り続けてくれてました。
幼い頃に私が邪魔だからと親はこの世界に私を置いていきました。
友達と呼べる友達もいなくて、歌とダンス以外特に何もした記憶がありません。
友達とおしゃべりしたり、遊びに行ったり、
親と旅行に行ったり、普通に外に出かけたり
私は出来ませんでした。
自分の人生を何度も何度も恨みました。
でも私にはアイドルという、そういう道でしか生きていく手段がありませんでした。
そんな中、SixTONESのみんなに出会いました。
初めて同年代の子とぐだらない話をして笑いました。
初めてできた友達で、家族です。
……家族が居ない私にとって、SixTONESとマネージャーは家族以上の存在です。
そんなSixTONESのみんなには幸せになって欲しいから
SixTONESにとって異分子である私は、そろそろ身を引かなければいけないのかなって考えてたの。
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メイ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！本当に好きな作品です。番外編もとても楽しみにしています！！ (3月13日 4時) (
レス) @page35 id: 43543b0549 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - この作品が大好きです！これからのお話も楽しみに待ってます！！ (3月11日 13時) (レス) id: c807065baf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wada | 作成日時：2024年2月14日 14時
