番外編1-2 ページ20
緊張の足取りで、トップバッター松村北斗が間宮Aが待機している楽屋へと向かう。
コンコンコン
間宮「どうぞー」
ソファーに座りながら今朝発売された雑誌をチェックしているA。
北斗「…おはよー」
間宮「あれ、北斗、おはよ」
北斗「いやーなんか俺も早く仕事終わってさ。ここで待機っぽくて」
間宮「そーなんだ」
演技には定評のある松村北斗、ここは自然に通り抜けた。
しかし、なかなかAに近づくことが出来ずすることも無く不自然にうろちょろしだす北斗。
モニタールームでは、そんな北斗を見てスト6が爆笑している映像が映し出されていた。
間宮「北斗……？ソファ座る？」
あまりにも不自然な態度にAが気を使って北斗に席を譲ろうとしてきた。
北斗「あっ…いや、 隣、座ってもいい？｣
萌え袖をして、きゅるんとした甘えた瞳
ライアーライアーの高槻透を彷彿とさせるようなあざとい松村北斗がくりだされた。
間宮「え…なんで」
北斗「Aと一緒にいたいから」
間宮「は、はあ…。なんかライアーライアーの役みたいじゃない？」
恥ずかしさを紛らわすために、役を演じてると思い込ませて行動していた北斗の魂胆はすぐにAにバレてしまった。
北斗「え、いや、そ、んなことはないけど？！」
間宮「動揺しすぎ笑」
北斗「いいから隣座って！！」
間宮「だからー！嫌だっ…ちょ、ほく」
北斗「ねぇ、嫌なんて言わないで」
｢嫌だって｣、その言葉を発する前に北斗と壁の間に追い詰められ、その壁には北斗の手がドンっとつき Aはいわゆる "壁ドン"状態に追い込まれてしまった。
間宮「北斗……？」
いつもは距離を保つのに、Aは心配そうに北斗の顔を下から覗き込んでいた。
Aと北斗は身長差もあるため、北斗の顔を覗き込むためにAは精一杯の背伸びをしている。
そんな光景が微笑ましく映ると同時に
隠しカメラには、今にも泣きそうな顔の北斗が映し出されていた。
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メイ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！本当に好きな作品です。番外編もとても楽しみにしています！！ (3月13日 4時) (
レス) @page35 id: 43543b0549 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - この作品が大好きです！これからのお話も楽しみに待ってます！！ (3月11日 13時) (レス) id: c807065baf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wada | 作成日時：2024年2月14日 14時
