ただいま ページ16
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取材もリハも張り切り過ぎて空回り。
でも、俺はいつもそういう感じだから(笑)
ステージの上ではしゃいで楽しく終われたし。
今日の仕事はおしまい!
Aに会いたい。
頑張ったから、抱き締めてもらいたい(笑)
“あと2時間位で帰るよ”
“分かった、待ってる”
このやり取りだけで、超ハッピー!
ご飯の誘いを断り続けている俺を
ミンジュンがニヤニヤしながら見ていた。
ホテルの駐車場で車を降りた俺の肩を抱いて囁く。
「早く行けよ
上手くごまかしてやるから(笑)」
「じゃ、後はお願い」
愛嬌たっぷりに微笑んで、
フェイドアウトするようにみんなから離れて行った。
エレベーターに乗り込んだ時デカい声が響いた。
「テクヒョン!どこ行くのー?」
(チャンソン･･･うるせーな･･･)
ドアが閉まる瞬間、
ミンジュンにヘッドロックされてるのが見えた。
これで大丈夫(笑)
取り敢えず自分の部屋までダッシュして
リュックに着替えを詰め込む。
スキップのように廊下を早歩きして
エレベーターを待たずに階段を一段飛ばしで駆け下りる。
Aがいる部屋の前
朝まで一緒にいたのに、なぜかドキドキする。
“おかえりっ！”
なーんて、笑顔で迎えてくれるかな。
それとも抱きついてきたりしてー！
鼻の下伸びてるって笑われそうだな。
少し顔を整えて
そーっと静かにドアを開いて中へ入った。
「ただいまー･･･」
返事が無い。
「A〜･･･」
少しガッカリしながら部屋の奥へ進む。
ぼんやりした灯りがベッドを照らしていて、
小さく丸くなっているAを見つけた。
(寝ちゃってるのか？)
ベッドの横にしゃがんで
顔に掛かってる髪をそっと寄せる。
プックリとして半分開いている唇が見えた。
(これはキスしてくれって言ってる唇だな)
ニヤッと笑って、
ゆっくり顔を近づけると
まつ毛が濡れていた。
(涙？泣いてた？)
顔をよく見ると
眉尻が下がって、肩が少し震えていた。
(A･･･)
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ceat(プロフ) - 月花さん» 初めまして!ありがとうございます。とっても嬉しいです♪月花さんに待ってますなんて言われてしまったら正月休み返上です(笑)私も月花さんのお話し、楽しく読んでます(*´艸`*)私も楽しみにしてます♪これからもどうぞよろしくお願いします<(_ _)> (2016年12月29日 0時) (
レス) id: dde6575f2a (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - 初めましてm(_ _)m vol.1の時から読ませて頂いてます。2人の空気感が好きで、これからどうなっていくんだろうとドキドキしてます！更新、楽しみに待ってます＼(^o^)／ (2016年12月28日 2時) (レス) id: a42a6b020b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ceat | 作者ホームページ：https://www.youtube.com/watch?v=O4t_b9tZT0U
作成日時：2016年12月28日 1時
