あと1時間 ページ12
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「何だよ〜
起きれなかったらマズいだろ(笑)」
「もう起きてたし」
「あー･･･もしかしてジャマしちゃった？(笑)」
「そりゃそうだろっ」
「切る切る、切るから続けて」
「･･･もう終わったからいい」
吹き出して、大声で笑ってるミンジュン。
それに構わず、話しを続ける。
「ついでで悪いんだけど、着替え持ってきてくれよ」
「一時間後に行くから、ちゃんと済ませとけよ(笑)」
笑っているミンジュンに
「黙れ!」
って一蹴して電話を切った。
不思議そうな顔してるAの髪を撫でて、顔を覗き込む。
「着替え持ってうるさいヤツ等くるから」
「そう、もうそんな時間だよね･･･」
名残惜しい気持ちをぶつけるように
後頭部を押さえつけて深く甘い口づけをした。
つい、俺のマシュマロに手を伸ばすけど
冷たく掃われる。
「もぉ、来ちゃうでしょ？」
「でもー、だってー･･･」
しつこく顔を埋めようとすると、思い切り耳を引っ張られた。
「イテテテテ」
「ほら、シャワーしておいでよ」
促されてベッドから立ち上がり、2歩歩いて振り向く。
「ちょっと！また！」
「いいから、大人しく担がれてろ(笑)」
いつものように暴れるAを抱え上げてシャワーへと向かった。
胸の辺りに付いている俺の痕
じっと見てたら「見ないでよ」って膨れて。
得意げな顔して、鼻で笑ってやると
ますます唇を尖らせる。
洗ってやるからって言うと
やっぱり素直に体を差し出すくせに、
相変わらず、“いやらしい”だの“痛い”だの文句を言う。
全部ひっくるめて可愛くて仕方のない俺は
「はいはい」って
聞き流しながらも、言う通りにしてしまう。
いつも現実的でクールで
恋愛は特に追うとか追われるとか苦手で
面倒くさいと思ってた。
着かず離れずの関係ってのが
一番楽に恋愛出来ていいと思ってた。
なのに、なんだこれ(笑)
こんな姿･･･
俺を知ってるヤツに絶対に知られたくない(笑)
「テクも洗ってあげる」
小さいクセにシャンプーしたがるから
浴槽の縁に座って頭を差し出した。
「指の力強いから、痛かったら言ってね(笑)」
大きな手が俺の頭をガシガシ洗い始めると
ホントに指の力が強くてビックリした。
でも、気持ちがいい。
手がデカいからか？
それとも指の力が強いからか？
ふと
目を開くとマシュマロが俺の顔の前で揺れていた･･･。
(これは、マズいでしょ！)
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ceat(プロフ) - 月花さん» 初めまして!ありがとうございます。とっても嬉しいです♪月花さんに待ってますなんて言われてしまったら正月休み返上です(笑)私も月花さんのお話し、楽しく読んでます(*´艸`*)私も楽しみにしてます♪これからもどうぞよろしくお願いします<(_ _)> (2016年12月29日 0時) (
レス) id: dde6575f2a (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - 初めましてm(_ _)m vol.1の時から読ませて頂いてます。2人の空気感が好きで、これからどうなっていくんだろうとドキドキしてます！更新、楽しみに待ってます＼(^o^)／ (2016年12月28日 2時) (レス) id: a42a6b020b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ceat | 作者ホームページ：https://www.youtube.com/watch?v=O4t_b9tZT0U
作成日時：2016年12月28日 1時
