MEMORY《29》 ページ31
A「ねえお母さん」
母「なぁに？A…」
A「どおして、お母さん泣いてるの？」
なぜかわたしからみえる世界は背景が真っ白だった
A(もしかして……………小さい頃の記憶…)
思い出したくない1番嫌な記憶だ
A(せっかく忘れていたのに)
けど止めることはできなくて、そのままわたしの記憶は流れ続けた。
母「ごめんねA。」
お母さんは優しくわたしの頭を撫でた
A「どおして、謝るの〜？」
母「Aはまだ、なにも知らなくていいのよ。」
線香の香りがふわりと漂った
《嫌だ》
その言葉と同時に、背景が白から黒へと切り替わった
A(怖い…なにも、思い出したくない…)
A「お母さん、どおしてみんな黒いお洋服きてるの〜？」
母「お父さんが遠いところに行っちゃうから、綺麗なお洋服でバイバイしなきゃいけないからよ」
A「バイバイしなくちゃいけないの〜？」
ビボム「ごめんねA。僕のせいなんだよ」
泣くのを堪えているお兄ちゃん
A「A、お父さんと結婚する約束したからAもついてくーーー！」
そう言ってわたしはぐずりだした
母「A…！静かにしなさい…！」
慌ててわたしを抑えるお母さん
ビボム「A…。じゃあさ、僕絶対かっこよくなるから将来結婚しようね。」
A(わたしったら単純だな)
その言葉で、わたしの表情は笑顔に変わった
A「お兄ちゃんやだー！」
やっぱり小さい頃からわたしはわたしだww
『A……』
記憶が流れ終わった途端、だれかが泣きながらわたしの名前を呼ぶ声が聞こえた
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とぴ(プロフ) - Rさん» 返信おくれました(汗)コメントありがとうございます！！！嬉しいです(*^^*) (2017年2月21日 0時) (
レス) id: 34010ce725 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 早く続き読みたい！！ (2017年2月4日 12時) (レス) id: 2a775d9099 (このIDを非表示/違反報告)
とぴ(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！！！！ (2017年1月28日 22時) (レス) id: 34010ce725 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 読ませていただきます^^ 頑張ってください(p`･ω･´q) (2017年1月28日 21時) (レス) id: a48e41e0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぴ | 作成日時：2017年1月27日 23時
