STAR( T )【Block.b】

APPOINTMENT《10》 ページ11

｢A｣




優しい声が聞こえる。





小さい頃から聞いてきた声






｢将来結婚しようね｣







そんな遠い思い出話が聞こえてくる。




｢A…。A！｣





何度も何度もわたしの名前を呼ぶ






A｢……ﾝちゃん………？｣






私も名前を呼んでみた。



・






・






・






・





A｢大好き……｣









ビボム｢は…？｣






目の前にお兄ちゃんがいた








A(さっきのは夢！？)







恥ずかしい……。






どうやらわたしはごはんを食べてお風呂を入った後、そのままソファーで寝てしまったらしい……。






家ならいいけど他人(7人)の家でってかなりやばいやつだよ…






ピオ｢寝顔もバッチリ撮っちゃったよ♡｣





ピオがわたしに写真を見せる







アホヅラによだれ！！！！！






こんな顔キョンちゃんに見られてたりしたら………。。。





A｢ピオひどい！写真撮るなんて〜｣





ピオはわたしの1個下。





ピオの明るい性格と、いたずら好きな性格のおかげで短時間で仲良くなった。







いや、短時間でなかよくなったのはピオだけじゃなくて…





ユグ｢ピオ、いたずら好きにもほどがあるよ。………A大丈夫？｣




優しいユグオッパと





ジコ｢まあ、ワルガキらしくていいんじゃないか？？｣





見た目は怖いけど真面目なジコ




テイル｢ピオもやりすぎはだめだよ〜｣




ピオに甘々なテイル




ジェヒョ｢いやでもこの写真面白いwwwwww｣




…………ばかなジェヒョ







まあそんなみんなのせいで疲れて寝てしまったんだよ………………。






でも帰りたくないと思ってしまう自分がいる






さっきまではあんなに帰りたかったのに。







でもみんな、いい人すぎるんだよなぁ。






楽しそうなみんなの顔を見ながら、そう思った。





A｢……あれ？｣









キョンちゃんが…いない？？

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