私と猫とベースと君で。

○にじゅうはち ページ30

･
･


《ピンポーン》


こ『行け！千葉！』


千葉ちゃんが玄関のドアを開けるんだけど、
ともやんに、中に入っちゃダメな雰囲気を醸し出しておく。



ち『ちょっと今は入んない方が
いいんじゃないかなー……
もうちょいもうちょい待って！！』


と『んだよ、中でなんかやってんの？』


ちょっとキレて中に入ってくるだろうなって思ってたよ。



千葉ちゃんの曖昧すぎる答えもﾞフリﾞな訳で



━━━━━━━━━━━━━━━




と『は？？お前ら何やってんの？』


こ『ったく、関係ねーんだけど、』



｢っ…ごめんなさい、私行きますね、｣


と『お前もちょっと待てよ、』



手首を強く掴まれる。


｢痛いって、｣


と『っ、ごめん、
てかお前泣いてんじゃん、』


｢泣いてないし、。｣


と『お前らなんかした？』


に『してないって、笑』


こ『ってか2人でなんかすんのを見るのも嫌だからそっちの部屋でやってくんね？』


と『はいはい、わかったよ、』




そう言って友哉は部屋の扉を大きな音をたてて閉めた。



━━━━━━━━━━━━━━━




ええ、これほんとに大丈夫？？？
真面目な喧嘩になりそうで
演じてる私でさえも不安になる。





そんなこと考えるのも束の間。





と『マジでお前さ、何してんの、』


｢別にいいじゃん｣


と『何してんのって聞いてんだけど』





中々の修羅場になりそうです。









┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




お気に入りに登録してくださった方が
100人を超えました！！


ほんとにありがとうございます！


良かったらお星様を押して
評価をくださると嬉しいです٩(Ü)۶




･
･

○にじゅうきゅう→←○にじゅうしち

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す