62話 ページ21
『てかご飯だけじゃなくて寝る時も同じだよ』
加賀美「はぁ⁉︎え、じゃあご両親はどちらに…?」
『?いないけど』
加賀美「えっ」
そういや最後に両親の顔を生で見たの3ヶ月前とかじゃなかったっけ
うわやばい、顔までとはいかずともちょっとどんな感じだったか忘れかけてる自分いるわ
『それぞれ仕事で出張中なんだよねー』
剣持「僕らが高校に上がってから、出張行くことに遠慮しなくなってきてますよねあの人たち」
伏見「中学2になった頃にはもう親3ヶ月に一回くらいしか居なかったような…」
加賀美「マジですか」
剣持「マジです」
私たちの言葉を聞いたハヤトは、信じられないと言うかのように目をかっ開いて固まっていた。何なら夢追先輩や不破くんたちも作業の手を止めこちらを見つめてた。
『…え、何?』
伏見「まあ、俺らみたいなトクベツな幼馴染ってヤツ?が羨ましいんじゃないっすか?」
『言うて特別か?うちら』
伏見「あ”ーっ!Aちゃんひっどーーい!!俺の気持ちを弄ぶなんて!」
『何がどうしてそうなったか10文字以内で説明求む』
まるでち◯かわのうさぎのように「ヤ”ーー!!」と悲鳴を上げるガクを押さえつける。…いやまあ、ちい◯わみたいにかわいくはないし悲鳴も全然アニメ向きではないんだけども。
加賀美「…剣持さん、ちょっと私も幼馴染に飛び入り参加とかできません?」
剣持「え、羨ましくなっちゃいました?」
加賀美「いやっ、別にそんな…ちょっといいななんて思ってませんし」
剣持「思ってるじゃないですか」
剣持「じゃあどっかのカルト宗教のバカ高い壺買って来れたら良いですよ」
加賀美「それ無理なやつじゃないですかぁ!!!!」
おいそこ、変な契約するな
『……』
甲斐田「ワ”ーー首絞まってるしまってる‼︎」
『やべ、力込め過ぎた』
伏見「ワ……ァ…」
『ないちゃった!』
三枝「ヤハ」
『増えた』
結局、みんながみんなふざけ始めたせいで全然家に帰れなかったし、仕事も全く進まなかった。
そして翌日、己の幼馴染にヒス構文で迫る狐が目撃されたんだとか。
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猫のお餅( ・ω・ )(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます……!!!かなりスロースペースで進んでるんで結構ストーリーの進展がないんですけど、ゆったり見ていただければ幸いです…更新頑張ります! (4月29日 20時) (レス) id: 632285d24d (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 小説の書き方とか内容とか好きすぎて泣き叫びましたありがとうございます……自分のペースで無理せず頑張ってください!更新お待ちしてます…!! (4月29日 10時) (レス) @page28 id: 4d1a1522a9 (このIDを非表示/違反報告)
猫のお餅( ・ω・ )(プロフ) - てるさん» ありがとうございます!!!メチャクチャに励みになります、頑張ります! (4月19日 17時) (レス) id: 1f83f9b62a (このIDを非表示/違反報告)
てる(プロフ) - 面白くて一気に見てしまいました🤭ゆっくりで良いので頑張って下さい!大好きです!!! (4月19日 14時) (レス) id: 0c0699b034 (このIDを非表示/違反報告)
猫のお餅( ・ω・ )(プロフ) - 雪見大福さん» ありがとうございます!最近スランプ気味だったもので、嬉しいです (3月12日 18時) (レス) id: 613063e3d4 (このIDを非表示/違反報告)
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