【2j3j】至急､ウザい奴への対処法を教えてください［学パロ］

60話 ページ19

明けましておめでとうございます。
年末に旅行行ってたり初詣行ってたりしてたら更新めちゃ遅くなりましたすみません
ものすんごい荒れてる新年ですが、だからこそという精神で更新頻度頑張って上げていきたいと思いますんで、今年もよろしくお願いします。
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『おわっ…終わった……』

剣持「2日分くらいの体力と気力を消費した気分だわ」

夢追「多分それ気分じゃなくて事実……」


あの後、何とか校内ツアーを最後までやり切りミスタさんらを職員室に帰らせ先生からの薄っぺらい感謝のお言葉を貰った私たちは、生徒会室へと向かっていた。特段大きな仕事がある訳ではなかったし、今の疲労状態でヒロインたちを相手にするのは非常にめんどくさかったけれど、荷物を生徒会室に置いてきちゃってるんだからしょうがない。過去の自分を死ぬほど呪いたい気分である。


夢追「戻りましたー…」

『荷物取ったらすぐ帰る、荷物取ったらすぐ帰る…』

紗耶「あ、おっかえりーー！！」

『イ”ッ……うん、ただいま』

紗耶「なぁなぁ、先生たちどうだった？遊んでくれそう？」

『遊んでくれはしないと思うな、先生だし。日本語話せる人もいたし比較的案内はしやすかったよ』

七海「えっ、日本語を⁉︎すごい……夢追先輩や剣持先輩もその先生とお話されましたか？」

夢追「あ、うん、まあ……話したけど…」

剣持「僕は不届き者の処罰に忙しくて全然話してませんけど」

七海「不届き者……」


おいこっち見るなクソヒロイン。確かに普段から刀也と私は大乱闘繰り広げているけど今回は私じゃないからな。っていうか毎回刀也「あの馬鹿が」とか言ってるし指差してきたりするし今回のは明らかに私以外の人指してるだろ。


剣持「あいつ、唯の教師のくせしてAにベタベタベタベタと……」

『いやモンペかよ』

剣持「お前は危機感ゼロすぎるのが駄目なんだよ‼︎普通は殴るところだろあれは！」

『絶対違うしまず暴力沙汰を起こすな』


何で、ほんとに何でお前は理知的に見えてそんなに拳で行こうとするんだ。
知ってるか、暴力と屁理屈と悪知恵が集まったら文殊の知恵の如くヤバい人間が出来上がるんだよ。
頼むから人間に戻るんだ剣持刀也。お前が殴るべきなのはどちらかと言うとミスタさんじゃなくてヒロインたちだ。私のストレス元を極力ぶっ飛ばしてくれ。

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