Trigger_７３ ページ2
貴「三雲君のお姉さん…？」
花束と果物を持って三雲が入院していると噂の病室に入ると綺麗なお姉さんが座っていた。
目もとが似ているので血縁と見てまちがいないだろう。
へぇー…美人なお姉さんかぁ。いいなー。
いや、お兄ちゃんもそこそこなイケメンだったかな。ただちょっと頭がおかしいってだけで。
「……母です。」
あー、やっぱりね。やっぱりお姉さ……
貴「………え？」
三雲母「三雲修の母です。」
……………え？
貴「え…？ええええ…え？お、お母様？それは失礼しましたああああああああっ！！」
今僕は非常に混乱している。
この人が…？中３男子のお母さん…？どうみても２０代だろこの人……？え？
え…？と、とりあえず…
姐さんって呼ばせてください()
三雲母「修の…先輩…？かしら。」
貴「は、はい。申し遅れました。楠 Aと申します！所属は本部ですが三雲君とは仲良くさせていただいてます！」
ピシッと敬礼すると三雲君ママは「そう。」と表情を動かさず三雲君の方へ視線を戻した。
スルースキルの高いママさんですのね…
千佳「こんにちは…ってあれ？Aさん？」
貴「呼ばれて飛び出てA先輩だよ千佳ちゃん…！さあ！僕の胸に飛び込んでおいで…！！」
花束と果物を机の上に置いて両手を広げると千佳ちゃんは笑顔で誤魔化し三雲君母の隣に座った。
両手を広げたまま固まる私を見た三雲君ママは、無表情ながらも若干憐れみながら僕を眺めていたのだった。
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新月 - 夜桜カナミさん» 修正させて頂きました！申し訳ありませんでした！！楽しんでいただけてほんと嬉しいです。ありがとうございます！ (2015年8月17日 13時) (
レス) id: 33ca9c4c97 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜カナミ(プロフ) - 続編おめでとうございます！シリーズ第一作目から一気読みしました！とっても面白かったです！Trigger_７３で、夢主の一人称が『僕』から『私』になってるのは何故ですかね…？更新頑張ってください！ (2015年8月16日 14時) (レス) id: d06226f3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新月 −にいづき− | 作成日時：2015年8月14日 14時
