第51話 わかる ページ4
わかりやすいぐらいに、ダーマさんの目が泳いで、慌てて眼鏡のズレを直していた。
｢ゲーム、するなら俺も混ぜて。｣
なんて、いつの間にか後ろにいたモトキさんが微笑むと、
はぁと小さくため息の後に、
｢まぁ…モトキ居んなら、いいけど。｣
と、ぶっきらぼうな声が聞こえる。
それだけで、なんだか嬉しくて。
｢ありがとう。｣
なんて、微笑んだ。
だけど、ダーマさんは、
おう。とだけ言ってそっぽを向いてしまう。
照れ屋なのかな？
なんて思ってたら、トトトトとカーペットを走る音が後ろから近づいてきて、
私のお腹にすっと手が回され、ぎゅっと抱きしめられた。
分かる、この感覚。
｢だーれだっ。｣
そんなの、分かってる。
こんな、心臓がはち切れそうなぐらいに、
波打ってしまうのは、
｢シルク？｣
あなただけだよ。
｢当たり〜。｣
Aなしで、いつまで耐えられるかーってやってたんだけど、やっぱ駄目だったわ。
なんて、笑う声が、耳元で擽ったい。
そしたら、次々に、
｢シルクー！どこだー？｣
マサイさんの声と、
｢もっきゅん、シルク見てな…い？
って…やっぱりここか。｣
ンダホさんの呆れたような声が、
後ろからして、
笑ってしまう。
そしたら、ぱっと、ダーマさんと目が合って。
彼は、また、すぐに逸らしてしまったけど、
なんだか、心がぽかぽかする感じがする。
｢今から、ゲームするの。｣
言うと、
｢ゲーム？｣
と、シルク。
｢え、俺らもやりてぇ。｣
と、マサイさんらの声。
｢そ。皆でやった方が、楽しいと思うんだけど。｣
どうかな？と、ダーマさんの方をまたちらりと見た。
と、その後ろ姿は、頭をかいてから。
｢やるか。皆で。｣
と言う。
その声は、なんだか嬉しそうだった。
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wakame(プロフ) - HANAさん» わぁぁああ！！！お久しぶり！！！HANAしゃんんん！！待たせたぁあ！！！ また書いていくよ〜！！！(*´ω`*) (2020年4月17日 14時) (
レス) id: 83c6b9e631 (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - Mikaさん» 大変お待たせしてしまいました…！！ ぼちぼちと更新再開していけたらと思っております！！ (2020年4月17日 14時) (レス) id: 83c6b9e631 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - うわぁぁぁん、更新だぁぁぁヽ(；▽；)ノ (2020年4月17日 7時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
Mika - 未だに更新待ってるのは私だけですか…？ (2019年10月13日 12時) (レス) id: 37a1820ea0 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 更新！更新！更新〜！！！！ありがとうございましたぁ！！！ (2018年7月13日 19時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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