第59話 えがお ページ12
コンコンと、リズミカルに扉がノックされて。
｢はぁい。｣
返事をすると、
｢Aちゃん、準備できた？｣
と、ンダホさんの声がする。
｢出来てるよ〜！｣
そう言いながら、その扉を思い切り開こうとしたんだけど、
｢わっ！？｣
扉は先に開かれて、ンダホさんのお腹に飛び込んでしまった。
見上げると、
｢大丈夫？｣
と、ふくふくと微笑む彼。
｢ご…ごめん。｣
言えば、
｢脂肪あって良かった。｣
なんて、笑う。
なんだろう。
すごくすごく、落ち着く。
私も自然と笑顔になる。
体制を立て直すと、
にゅっと伸びてくる、大きな手。
｢行こ！｣
うん！と、握り返すと、クリームパンみたくふわふわしてる。
それから、
ぱっと目に止まる、個性的なTシャツの柄。
｢最強、って。｣
思わず、口に出して笑うと、
｢今日の俺は、最強の脂肪。｣
なんて言って、彼も笑う。
そうしたら、まだ少し遠い玄関の方から、
おせぇぞ！とシルクの声が聞こえてきた。
ぴょこぴょこ跳ねてるのが分かって、可愛い。
｢今行く！｣
言って、手を大きく振る。
｢本当、好きだよねシルクのこと。｣
斜め上からの声に、
ぱっとンダホさんの笑顔を見てから、
その内容を理解して、
｢へ？｣
と、声が漏れた。
何かを言う前に、ンダホさんが走り出して、
引っ張られるままに、廊下を走る。
その、待ってる、笑顔の元へ。
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wakame(プロフ) - HANAさん» わぁぁああ！！！お久しぶり！！！HANAしゃんんん！！待たせたぁあ！！！ また書いていくよ〜！！！(*´ω`*) (2020年4月17日 14時) (
レス) id: 83c6b9e631 (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - Mikaさん» 大変お待たせしてしまいました…！！ ぼちぼちと更新再開していけたらと思っております！！ (2020年4月17日 14時) (レス) id: 83c6b9e631 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - うわぁぁぁん、更新だぁぁぁヽ(；▽；)ノ (2020年4月17日 7時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
Mika - 未だに更新待ってるのは私だけですか…？ (2019年10月13日 12時) (レス) id: 37a1820ea0 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 更新！更新！更新〜！！！！ありがとうございましたぁ！！！ (2018年7月13日 19時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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