君が好きだから 6【Masai＆Silk】 ページ7
☆もう、戻れない2
それから目が合うと、瞳をまん丸にして、
｢って、A！？何でこんなところに！？｣
なんて言う。
マサイに呼び出されたなんて。
いつも、マサイに呼び出されているなんて。
言えるわけ、ない。
｢ちょっと、通りかかって…。｣
なんて、見え透いたような嘘。
私は、背中を伝う冷や汗を隠しながら、
横髪を耳にかけた。
すると、シルクはちょっと困惑したような表情のまま、
｢そっか。｣
と、薄ら笑う。
とりあえず、はやくここから離れよう。
何されるか、わからない。
そう思って、
マサイの気味悪いぐらいに爽やかな笑みを、ちらりと見たあと、
｢じゃあ。｣
と手を振って、その場を離れようとした。
けど。
｢待てよ。｣
マサイに、手首を捕まえられて。
そのまま、ぐっと引き寄せられる。
男性の力にかなうわけもなく、すっぽりとマサイの胸の中に収まる私。
目の前の、彼…シルクの表情が、
驚いてる。悲しんでる。怒ってる。
見たことも、ない、表情。
この状態に、少しの快楽を見出そうとしてしまった私は、首を横に振った。
｢不倫関係。｣
マサイが、ゆっくりと味わうように言う。
｢はぁ？｣
シルクの顔が、歪む。
マサイは、私の頬に、愉しそうに指を這わせた。
｢…って、言ったらどうする？｣
耳元で聞こえるその挑発の声が、
私の背筋をゾクゾクさせる。
あぁ。これ。ダメ。
私は、マサイの腕をぐっと掴んだ。
癖に、なっちゃいそう。
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満葉 - HANAさん» 同感です｡来いっ！って感じなんでかねww (2018年1月28日 22時) (
レス) id: 0dfcacbbb4 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 満葉さん» 襲われるって言うか、両手広げて待ちたい(真顔) (2018年1月27日 13時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - みぃさん» 囲まれたい……切実に囲まれたい。 (2018年1月27日 13時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
満葉 - 地球外生命体トリオ大好きです(笑)3人になら襲われて(?)もいいかも (2018年1月21日 0時) (レス) id: 0dfcacbbb4 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - HANAさん» 私だったらこの3人に囲まれて幸せですわ〜！ (2018年1月13日 21時) (レス) id: 934c3d6f9c (このIDを非表示/違反報告)
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