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☆さんかく さん【Silk&Motoki】 ページ30

だから、嫌なんだ。


シルクのことは、人間的には尊敬しているし、俺なんか到底かなわないかも、なんて心の隅に思うことだってある。

友人としても、頼りになるし、最強で最高なやつだってわかってる。


分かってるから、嫌なんだ。


どうやったって、その魅力に取り憑かれるから、

それは男だって、


…女だって。


その切れ長の目から繰り出される、不敵な笑み。


そんな、大胆なことが出来るのだって、お前の特権だよ。


くっそ。悔しいな。


ちょっと、唇を噛む。


そしたら、さっきまで呆然としていた彼女が、

涙目のまま、ゆっくりこっちを見て、


「も…とき。」


つぶやいた。


俺に、助けを求めるかのように。


目を丸くしたのは、俺だけじゃ無かった。


俺の腕は勝手に動いて、やわらかく彼女の肩を抱きしめる。


「どうしたの?」


優しく問いかけると、

彼女は、


「し…るくが、なんか…変。」


小さな声で言って、潤む瞳のままに、俺を見上げた。


心に、大きくて、心地よい揺れ。


あぁ、もう。


「そうだね。」


と、微笑んでから、


「…でも。」


ちょっとした、罠を仕掛ける。



俺だって、君のことが、好きだから。



「きっと、俺も変になってる。」


なんて呟いて、


そっと、彼女の唇にキスを落とした。


✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚

いかがだったでしょうか…!!

本当に本当に、長らくお待たせして申し訳ございませんでした(´;ω;`)

大学生活がはじまって、小説を書く時間がかなり減ってしまっていまして…!

しばらくは、ぼちぼち更新になってしまうかもしれません…!

出来るだけ、時間作って頑張りますので、

どうぞこれからも、よろしくお願い致します!


リクエスト、本当にありがとうございました!

☆作者より→←☆さんかく に【Silk&Motoki】



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設定タグ:フィッシャーズ , Fischer's , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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杏莉栖(プロフ) - シルクとモトキのリクエストをした「あみ」です!ありがとうございます!!とてもきゅんきゅんしました!!イケメンすぎてやばいです…( '-' ) (2018年5月17日 22時) (レス) id: d5291e4eb0 (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - Mionaさん» コメントありがとうございます! 楽しんでいただけたみたいでよかったです(ノ≧∀≦)ノ!! (2018年4月29日 2時) (レス) id: 98da65900a (このIDを非表示/違反報告)
Miona(プロフ) - もしかして僕かな?!リクエスト書いてくださり有難うございました!!とても良かったです(*´˘`*) (2018年4月20日 17時) (レス) id: db9cd35d9a (このIDを非表示/違反報告)
wakame(プロフ) - あにゃさん» 初コメ、ありがとうございます!! 最高でしたか!? そう言ってもらえてとても嬉しいです!! シルクをイケメンに描くの好きなんです笑 これからもどうぞ、読んでやって下さい!! (2018年4月19日 23時) (レス) id: 98da65900a (このIDを非表示/違反報告)
あにゃ(プロフ) - 初コメです!!もう…最高です…(涎)←シルクイケメン過ぎて堪りませーん\(^^)/ (2018年4月19日 9時) (レス) id: ef7b29524b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:wakame | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月27日 10時

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