【ワールドトリガー】アルバイトから、ボーダーに転職しました。 (ページ29)

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27 メガネの存在価値ページ29

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ガチャ。

｢ただいま～! Aは来てるか？｣

｢迅さん～。おかえりーー｣

今、自分の着ているボンチＴシャツを作った本人が登場。
軽く挨拶でもしようと思ったが...

｢珍しいな～。お客さんが居るなんてなー。
お!!俺のＴシャツ!! 商品化でもしてくれるんですか～!?｣

おい。
玉狛に来いといった張本人だろうが!!

Ｔシャツ作らされに来たんじゃないよな！

『えっと..お邪魔してます..迅悠一さん』

あなたの事を知ってるアピールしてみたよ
わざわざ、フルネームだよ

｢あり～～～っ? その声は...どっかで聞いたことが..｣

｢知らないのか?Aだぞ！｣
からの、どや顔。
陽太郎君、あなたは自分を不審者扱いしたよね。

『Aです。あの、このＴシャツ借りてます...』

｢気に入ったか～? それにしても、お前...まるで、別人だな｣

『そうですか? まあ、メガネしてましたし...』
そういいながら、メガネをかけた。

｢確かに、今までのAに一気に近づいたな!｣

｢A君、どれくらい視力悪いの?｣

『あーー視力はいい方なんですけど...
メガネしてないと、すごく目が痛くなったりですね...』

｢おう！Aは、伊達メガネなのかーホウホウ..｣

陽太郎君、残念だったな...これは..

『普通のメガネですね。はい。
なれて来たんですけど、度入りだとやっぱぼやけますね..』

｢そっか～....って、ダメだよ！メガネ人口は増やしたいけど
目、悪くないのに度が入ってるのしてたら!!｣

メガネ没収。

メガネええええええええええええ！

『ちょ、ちょいまって!! 大丈夫ですから！』

｢当分は、雷神丸に預けておこう☆｣

『よ、陽太郎君。雷神丸様が目悪くなるでしょう！』

｢大丈夫だ。雷神丸は最強に凄いから、安心しろ｣
ぐっとポーズでキラーンと音が入りそうなどや顔。

最強に凄いわけ...

あるだろ!!!

確かに、雷神丸様は最強に凄い...
だが、安心は出来ない。自分が。

だから、目痛くなるって言っただろ!!

帰っておいで。メガネよ。( ´,_ゝ｀)

｢帰ったわよーーーーー｣
｢任務終わりました。｣
｢迅が、だれか紹介したいって、いっていたな...｣

ドアの方から、声がした