【ワールドトリガー】アルバイトから、ボーダーに転職しました。 (ページ16)

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15 ビンボーは食べ物で釣るページ16

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｢っお!ずいぶん顔色良くなってるな。迅と緑川も居たのか｣

フルーツ詰め合わせをくれた。

この人は、いい人だ。

｢これは、これは。唐沢さんじゃないですか～営業の方はいいんですか?｣

｢あの城戸さんが注目する一般人は、見ておいて損は無いと思ってな～。
実際、面白い物を見せてもらったし。営業部、来ないかい？｣

食い物で、釣ろうって事か。

『バイトがあるんで..ﾓｸﾞﾓｸﾞ』

ボーダー関連の仕事は、断固お断りんご食べよう。←

｢それは、残念だ。気が変わったらいつでも、食べ物用意して待ってるよ｣

あ。営業部行こうかな...

｢唐沢さん、ダメだよ！Aは、ボーダーに入って俺と勝負すんだから～｣

『しません』

光の速さで答えてやった。

｢ええ!!!何でだよ～｣

『バイトしないと、生活できないんです！さっきから言ってるでしょう。
ここに来てるのも、ギリギリだから！』

この日空けるために、生命削った気がする。
削るっていうより、削ぎ取る！って感じだわ

｢金の事で困ってたのか? それなら、必要なだけ用意するよ｣

お前は、スネ○か！

『迷惑かかるんで、いいです』

｢俺は、金集めが趣味だし、ボーダーに入るのなら
それくらいの補助はするよ。｣

｢さすが、唐沢さ～ん｣

ちょ、自分をボーダーに入れる方向にしないでヽ(´Ａ｀)

｢Aさんの能力は、不安定ですので、ボーダーで保護を受けるのを
オススメします。ココなら医療機器もありますし...｣

ここで、林田さんの追い撃ち。

医者から言われると...説得力がすごい。

『自分は、置いといて...
お世話になってる坂本さん家の為のバイトですから...』

自分がバイトしないと、成り立たないくらい
ビンボーだからね。

｢ふ～ん...つまり、坂本さん家を補助すれば
Aは、文句なしにボーダーになるって事か～｣

｢そういう事か！迅さんすごい！これで、ボーダー入隊だ～｣

｢分かった。この事は、城戸さんに伝えておくよ。では、私はこれで...｣

ガラッ。

(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬ

おっかしいなぁ....

こんな予定じゃなかったんだけど...。

ボーダー?
包丁しか持ったこと無い自分が?
アルバイトの自分が?

ハハハ...

マジやめろ。

本当にやめよう。

やめてくださいィィィ!!!