51話 ハッピーターン ページ3
51話
ボール出しを終え
「はぁ、疲れた…ほんとコーチと大将おそロシア…」
気が抜けボケーとしていると…
自分の髪を人差し指でくるくる巻きながら、
モデルウォークでこちらにやってくる薔薇の君。
「先程のボール出し、実にお見事でした。
それにしても、これは珍しい柄のスコートですね、
似合っていますよ素敵です。」
「母が贈ってくれた物なんだ。ありがとう観月くん」
「そうなんですね、お母様とは趣味が合いそうです。」フフッ
お母さん…
観月くんが趣味合いそうだって…
あのね、彼ね薔薇の柄のシャツ着たり、
私服が中学生とは思えないくらい派手なの…
(下手したら、林家パー子さんみたいなの)
…なんかごめんね。
彼と話をしていると、人がゾロゾロやってきた。
「琴蕗さん！テニスの大会に行ってたって本当っスか！？」
「赤也くん久しぶり、そう女子の大会だけどね。」
「あぁ、だからその格好なんだね。
ウェアとスコートに花がプリントしてある素敵な
デザインだね。」
「むっ、日本を象徴するような、色合いだな。」
「大会の話是非聞かせてもらいたいな。」
「琴蕗さん、とてもよくお似合いですよ。」
「柳生くんありがとう、似合っているのならよかった。」
「あっ、琴蕗ちゃん！ちょー可愛いE！！
芸能人みたいだCー！！」
珍しく起きている、慈郎くんが顔を近づけてきた。
「おいっ！ジロー近いぞっ！」
「岳人琴蕗ちゃんと話たいんやろ？
もっと近くで話してきい。」
「クソッ黙れ！変態…侑士！
お前ずっと彼奴の脚みてただろっ！」
「言いがかり、やめてぇな。」
「宍戸さん！琴蕗さん、女子のアジア大会で優勝してきたらしいですよ！」
「まじかよ、！？さすが一軍だぜ…。」
「琴蕗ちゃん、ホンマ別嬪さんやね♡」
「ごらっ、小春浮気か！って小春もあのウェア貸してもらい絶対琴蕗より似合う！」
「ワイ、姉ちゃんみたいに優しくて可愛ええ子に
おうた事ないわ！！」
「琴蕗ちゃん、金ちゃんの面倒見てくれるし、
扱いも上手やからな。
それにしても、その格好エクスタシー！」
「侑士のせいで、頭から離れへん！目もはなせへん///！」(荒ぶってる)
《おま携帯》
「お前スコート履いてんのか？あれだ、回ってみろ」
「えっ？なんでですか。」ハッピーターン×2
「おっ、みえそう！」
「リョーガさん引くわ…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏目夏樹(プロフ) - え？！平等院さんと付き合ってたの？ギャグ？！！だよねー (2021年4月6日 19時) (
レス) id: 870a62657e (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - でゅ様 コメントありがとうございます！亜久津完全に間違ってました！ご指摘ありがとうございます！修正させていただきます！嬉しいお言葉本当にありがとうございます！ (2021年3月10日 11時) (レス) id: 0e780aa7b5 (このIDを非表示/違反報告)
でゅ； - 面白くてイッキ読みしてしまいました！これからも更新頑張ってください！あと、すみません、訂正なんですが、悪久津ではなく、亜久津です！(わざとやってたらごめんなさい））) (2021年3月10日 2時) (レス) id: 08fbe110f8 (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - 白様、コメントありがとうございます！面白いと思ってもらえる事が一番嬉しいです！ダサい作者、読者様をバネに更新頑張らせて頂きます！ (2021年2月12日 19時) (レス) id: 0e780aa7b5 (このIDを非表示/違反報告)
白 - 面白くて一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！応援してます^ ^ (2021年2月12日 17時) (レス) id: da0e0b59a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：甲賀忍者 | 作成日時：2021年1月28日 17時
