68話 新たな一面 ページ20
68話
白石は、入江に言われた通り琴蕗が背負っている重りを外した。
「重っ！琴蕗ちゃん、こんな重いもん背負ってトレーニングしとったん？」(亀仙人やないかい！！
「多分これ、30�圓里�米くらいの重さじゃないかな？」
「さすがやわ…。」(若者の人間離れの深刻化
驚く彼をよそに入江は、琴蕗を抱き上げる。
「うん、軽いな。絶対また減量してるよ。」
「先輩、俺他に」
「ふふっ、白石くんは律儀だね。
じゃあ、僕と部屋まで一緒についてきてれないかな？
ほらっ、中学生は一部の人しか琴蕗の部屋知らないでしょ？一応教えておこうかと思ってね。」
「じゃあ、俺琴蕗ちゃんの事持ちます。」
入江に変わり、志願した白石が彼女を抱き上げる。
「軽っ！いやっ変や、さっきの重りより軽く感じる…。」
「本当、毎日の練習+あの自主練してたら、どんどん体重減っちゃうよね。」
ちなみに彼女の部屋は、古い別棟の2階にあるので…
「暗いから足元に気を付けてね。」
琴蕗の部屋へ行くための長い廊下。
【通称】お化けや化け物がたまに、使ってそうな廊下
↑(命名)種子島修二
「(えっ、こんな気味の悪い、不気味な所に琴蕗ちゃんの部屋あったんか…。)」
「よし、部屋についた。あけるよ。」
ちなみにワンルームで、彼等と同じようなベッドと机がある。
少し違うとすれば、別々に別れたトイレとお風呂が
ついている部屋である。
「部屋綺麗に使ってますね、」
「ははっ、琴蕗綺麗好きだからね。
よし、このままベッドへ運ぼう。」
白石は、琴蕗をベッドへ優しく下ろす、
とあるものが目に入る。
「これ、着物の生地ですか？」
「ふふっ、お爺さんが着物職人さんらしくてね
それで、生地を部屋に飾っているみたいなんだ。」
琴蕗の新たな一面が知れた白石でした。
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夏目夏樹(プロフ) - え？！平等院さんと付き合ってたの？ギャグ？！！だよねー (2021年4月6日 19時) (
レス) id: 870a62657e (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - でゅ様 コメントありがとうございます！亜久津完全に間違ってました！ご指摘ありがとうございます！修正させていただきます！嬉しいお言葉本当にありがとうございます！ (2021年3月10日 11時) (レス) id: 0e780aa7b5 (このIDを非表示/違反報告)
でゅ； - 面白くてイッキ読みしてしまいました！これからも更新頑張ってください！あと、すみません、訂正なんですが、悪久津ではなく、亜久津です！(わざとやってたらごめんなさい））) (2021年3月10日 2時) (レス) id: 08fbe110f8 (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - 白様、コメントありがとうございます！面白いと思ってもらえる事が一番嬉しいです！ダサい作者、読者様をバネに更新頑張らせて頂きます！ (2021年2月12日 19時) (レス) id: 0e780aa7b5 (このIDを非表示/違反報告)
白 - 面白くて一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！応援してます^ ^ (2021年2月12日 17時) (レス) id: da0e0b59a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甲賀忍者 | 作成日時：2021年1月28日 17時
