67話 ストイックな彼女 ページ19
67話
同室の不二と幸村に、ヨガの誘いを断られた、
白石は1人トレーニングルームへ来ていた。
「今日使った筋肉を伸ばして、やらなアカンな。」
彼が鳩のポーズをしていると、
黒い低酸素マスクをつけ、上下黒のジャージ姿で背中に何かを背負った琴蕗が現れた。
「えっ、誰や、あのごっつ怪しい人！？
って琴蕗ちゃんやないかい！！」
鳩のポーズのまま1人ノリツッコミ。(無駄がない
彼女は、白石の姿に気付いてないようで、その格好のでランニングマシーンに乗り走り始める。
約30分後…
「よしっ！健康体操もしたし！筋肉もぎょうさん伸ばしたし…
って琴蕗ちゃん、今度はバイク漕いどる…
声かけたいけど、練習の邪魔したらアカンからな。」
と思い自室へ戻った。
約1時間後…
忘れ物をした彼が、再度トレーニングルームへ行くと
「タオルあったわ、ってあれ？」
ダンベルのある、トレーニングベンチの上で寝てしまっている琴蕗。
「琴蕗ちゃんまだトレーニングしとったんか…
って寝てもうてる…。
汗もかいてるみたいやし、このままだと風邪ひいてまうかも…どないしよ…部屋分からんしな…。」
困り、悩む、優しい白石ノスケ。
「おや？そこに居るのは、えっと白石くんだったかな？」
「あっ、高校生の入江さん…あの琴蕗ちゃん、
トレーニングベンチの上で寝てしもうてて。」
「あっ、また寝ちゃったのか。
きっと今日も、激しいトレーニングをしたんだね。
彼女あまりに疲れると、たまにトレーニングルームでそのまま寝てしまうんだ。」
「確かに、ダンベル上げる前も、ランニングマシーンやバイク漕いでましたわ。」
「そっか、だけどここへ来る前に、外でも練習していたはずなんだけど…
また体重減量して、怒られなきゃいいけどね…。」
ジャージのフードで隠れた琴蕗の顔を見て苦笑いをする入江。
「俺、何か手伝える事ありますか？」
「じゃあ、僕が彼女の身体を起き上がらせるから、
背負ってる重りみたいなのはずしてくれるかい？」
寝てしまった琴蕗のトレーニング装備を外す2人。
続く
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夏目夏樹(プロフ) - え？！平等院さんと付き合ってたの？ギャグ？！！だよねー (2021年4月6日 19時) (
レス) id: 870a62657e (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - でゅ様 コメントありがとうございます！亜久津完全に間違ってました！ご指摘ありがとうございます！修正させていただきます！嬉しいお言葉本当にありがとうございます！ (2021年3月10日 11時) (レス) id: 0e780aa7b5 (このIDを非表示/違反報告)
でゅ； - 面白くてイッキ読みしてしまいました！これからも更新頑張ってください！あと、すみません、訂正なんですが、悪久津ではなく、亜久津です！(わざとやってたらごめんなさい））) (2021年3月10日 2時) (レス) id: 08fbe110f8 (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - 白様、コメントありがとうございます！面白いと思ってもらえる事が一番嬉しいです！ダサい作者、読者様をバネに更新頑張らせて頂きます！ (2021年2月12日 19時) (レス) id: 0e780aa7b5 (このIDを非表示/違反報告)
白 - 面白くて一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！応援してます^ ^ (2021年2月12日 17時) (レス) id: da0e0b59a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甲賀忍者 | 作成日時：2021年1月28日 17時
