【テニプリ】【新テニ】 負け組から一軍に成り上がった1人の女の子２

62話　愛らしかばい ページ14

62話



今日の午後は中学生の練習が休みなので、



「金ちゃん！リョーマ！」スパコーン


「えっ！琴蕗テニスできとる！」


「へぇーネット超えて打てるんだ、」






「蔵兎座の、めめのいろきれーね。」


「琴蕗は、She's so cute.デース！」


「裕太なんていったの？」


「ん？琴蕗の事"とても可愛い"って！」




「蔵兎座しんし！」(頰に両手を当てはにかむ


「あはは、照れてるのか？可愛いな！」


「本当の事デース！」









放浪中の千歳に琴蕗は出会う。


「妹を思い出すなぁ〜。」


「千歳のいもうとかわいいね！」


「ははっ、琴蕗俺の妹見た事なかやろ？」


「ないない！」


「琴蕗も愛らしかばい。」


「千歳だっこ、だっこ！」


「よかよ。」


「千歳たかいー、」ギュッ


高さにびっくりしたのか彼の服をギュッと掴む


「愛らしか〜。
今なら、トトロに会えそうな気がする。」









「おいっ！琴蕗俺と長太郎と一緒に風呂に
はいらねーか？」


「はいりたい！」

宍戸に抱っこされながら風呂場へ向かう。






「あたまにつけるのわすれちゃった、」


「頭って、シャンプーハットの事？」

鳳の言葉に悲しげにコクコク頷く琴蕗。




「おかおにね、これかかるのいやなの。」

小さい子の宿敵シャワーを指さす。




「なら顔にかからないよう、髪を洗ってあげるよ」


「そんくらいできねぇなんざ、激ダサだからな！」


「げきださ？」





「長太郎お前先、頭と身体洗え。
俺は、こいつを風呂に入れてるぜ。」









「このふろあっちい、」


「そうか？なら、こっちの風呂に入るか。」

抱っこされながらゆっくり湯に浸かる。


「ふぁ〜、」

「ははっ！その顔、激カワだなっ！」








「お待たせしました！宍戸さん、頭と身体洗って来てください！琴蕗のぼせてない？大丈夫？」




「長太郎おゆこわいからギュッてして」


彼は背丈が大きいため、琴蕗の足がお湯に浸かる程度、高めに抱き上げる。





「これで大丈夫？こわくない？」

「うん！あつくない！」

「あはは、あつかったんだね」笑









【お風呂上がり】



「琴蕗、バンザーイ！」

「長太郎バンザーイ！」



「おい、跡部が選んだパジャマ凄ぇな？」



「羽がついていますね！」


「にあう？かわいい？」



「妖精さんみたいで可愛いよ！」


「あぁ、似合ってるぜ！」









続く

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