忍術学園の四年生の女の子２

落水泳の段３ ページ19

海に落とされた四年生〜






滝「おいっ！喜八郎、三木ヱ門、守一郎大丈夫か？」




喜「うん、僕は平気〜。

今日は、波が穏やかみたいだし〜。」




田村「私も、平気だ。守一郎は、大丈夫か？」




守「あぁ…。なんとかな(笑。

忍術学園は、本当に凄い所だな…。」




田村「それより、問題は。」




滝「七松先輩と不破先輩に押され…落とされた

貞姫…。」




喜「ちょっと…あれ貞姫じゃない？」




守「あんな所に！？



(大声 おーーーーーい貞姫大丈夫かぁーーーーーーあ！！」





貞姫 は、両手を大きく丸め大丈夫だよ！

とジェスチャーした後、『先に行って』と伝えた。






滝「先に行っていいそうだ！だが、浜辺に着くのが

遅かったら、すぐ迎えに行くとしよう！」




田村「珍しく意見があったな、滝夜叉丸。

よし、我々は、一刻も早く浜辺に向かおう！」




喜「賛成〜。ほいっと。海ぬる〜〜い。」




守「よし、お魚料理が待っているーー！」





『うぅつ…七松先輩、いくらなんでもこんな遠く

に…。とりあえず、浜辺に着かないと…。』





貞姫 は、スピードを上げ泳ぎ始めた。





『滝夜叉丸達、もう見えなくなっちゃった…。

日が沈んできたし、早く着かないと。』




そう、思った矢先。

急いで、泳いでいた貞姫 の身体に何かが巻きついた。




『身体が…。急に重くなった…、何が、へばりつい

て…いる。 ベタベタしてる…タコかな？』




自分の背を見ようとした貞姫 だが、足のつかな

い深い海を泳いでいるため、身体の自由が効かな
い。




『もう少ししたら、背を見てみよう…。』



と、思った瞬間 胸に違和感を感じた。




胸を揉まれている？触られている！？

いくら、いつも口数が少なく、無表情な貞姫 でも、いきなりこんな事をされたら…！？




『(恥 /// きゃあーーーーぁぁぁぁあああ！！！

やっ！やめてっ！誰なの！？！？』




海の上で苦い中 頑張って背を見ると。

気絶しているわかめだらけの 花房 牧之介 が 背中に

ふっ付いていた。




それに、息をしていない。意識がないみたいだ。




『ちょっと、ぶすの介！しっかり！

心)いくら牧之介でも、死んでしまったら、もとも

こもない！


早く伊作先輩に診てもらわないと！』





貞姫 は、一生懸命 重い牧之介を背をいなが

ら、泳いだ。





一生懸命泳いでいると、真っ暗だか、到着予定

の浜辺が見えた！

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