病院 ページ2
重岡Side
〜1年前〜
．
．
．
しげ「ゲホッゲホッ！」
．
俺は風邪を引いてるのに病院が大の苦手で
行くことを拒否ってた。
淳太「お前いい加減病院行けや！」
．
この頃の俺らはまだデビューなんかしてなくて、
．
少クラの楽屋とかで淳太達と騒いでいた。
．
．
しげ「病院いややー！ゲホゲホ！」
照史「うるせぇなw笑そんなんで歌えるんか？」
しげ「歌える！歌えるって！」
．
．
マネ「行くなら行ってくださいよ、少クラなら休めるんで」
しげ「嫌やし！」
淳太「行かんと俺らお前のこと構わへんよ？」
しげ「んぇ〜わかった、しゃあなし、行くよ。」
．
照史「淳太好きやな〜ほんま(笑)」
．
しげ「うるさいわ！」
．
．
仕方がなく、マネさんに車出してもらって病院に行った。
．
マネ「終わったら迎えに行くんで、電話してくださいね」
しげ「おん、おおきに。」
．
．
俺は咳をしながらロビーに座り込んだ
しげ「げほっ！今回のまじひでぇ〜」
．
．
そんなときやった。
「…う…っ、、」
．
．
後ろから苦しそうな声が聞こえたんや。
．
しげ「えっ、…ちょっ…大丈夫か!?」
．
俺は自分のことより、その子が苦しみながらしゃがみ込んでいるのを見て心配で駆け寄った
．
．
．
「…っはぁ、はぁ…頭、痛いっ…」
．
．
しげ「…頭っ？ちょ、誰か…！」
ちょうど看護師さんがロビーに居って、
看護師さんも気が付いたのか駆け寄ってきた。
．
．
看護師「（人1）さん!?大丈夫ですよ、
今すぐ処置しますね！」
．
（人1）さん、ここに通院しとる人なんかな。
．
看護師「ありがとうございます！」
看護師さんに頭を下げられ、その子は車椅子に乗せられた。
そんなとき、床にあるものが落ちていることに気がついた。
しげ「あ、生徒手帳…。」
．
拾って名前を呼ぼうとしたが、もう姿は見当たらなくなっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：重岡だぃき | 作成日時：2020年7月14日 13時
