実践×出会い系サイト(小瀧) ページ42
望Side
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昨日のオフから一夜明け、
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望「え、俺が実践に行くん?」
とうとう実践に出される日が来た。
しげ「おん、今回は小瀧にぴったり思うんよね。ほれ。」
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しげが女の顔写真を俺の前に差し出した。
望「この人は?」
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しげ「こいつ、いろんな男をホテルに呼んでは現金だけを盗み回る女らしい、今回、被害にあった男性が来てな。仕返ししてほしいんやて。すぐヤレるってコトに騙される俺も悪いんやけどゆーててな。」
望「…んで俺は何を?」
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しげ「こいつに近づいて捕まえてくれへん?」
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望「それ警察でも出来るんちゃう?」
しげ「証拠が揃ってないから無理や言われたそうや。ともかく頼んだわ。」
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望「けど俺一人でなんかっ…」
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しげ「誰が一人ゆーたん。」
望「へ?」
しげ「(人2)も実践に出させる。俺らは現場付近で待機してモニターで見とるから何かあったらすぐ助けるから安心し。」
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望「…お、おん。わかった。」
「わかりました。」
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ということで、予め神ちゃんがこの女が登録してあるだろう出会い系サイトに侵入し、俺になりすましてメッセージを送り、ホテルへ呼び出すのに成功した。
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俺らは指定されたホテルへ向かうことになった。
現場に入るのは俺と(人2)ちゃんだけ。
しげ「気をつけろよ」
望「おん、」
「はい。」
俺たちは無線を繋げたままホテルの個室へ。
ー…ピンポーン
念のため銃を持ってきておいた。
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女「はーい」
※女→『』に変えます
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望「待った?」
最初に部屋に入るのは俺だけ。
怪しまれへんようにや。
『あら、イケメンさんね。今来たところよ。』
望「そうですか。」
『やだ、敬語なんかいいわよ。ねぇ、わたし、いくらだったらしてくれるの?』
望「……ふふっ、いくらでもええよ?」
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俺はその女に耳打ちした。
『っ、//わたし貴方のこと惚れちゃった。//いつもならシャワー浴びてって言うんだけどあなたなら浴びなくてもシテもいいかな?って』
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アホな女。
望「…ふはっ」
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作者名:かみしげ。。 | 作成日時:2020年6月5日 19時