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しげSide





一週間様子を見たが、こいつはもっと訓練すれば強くなれると気がついた。





















照史「しげ、俺にも相手させてくれへん?」







照史が事務所に一週間振りに顔を出すなり、そんなことを言い出したんや。





















しげ「…いや、こいつにはまだ照史の力には弱いやろ。」






「……。」






望「せやで、叶わへんって。」



















流石の俺もまだ早いと止めた。






淳太「……。」




















照史「でも、俺に勝てなきゃ他の男にだって勝てへんで?しげに勝てたとしても。」



















確かに照史はガタイがええから訓練にはもってこいや。







やけど、、照史と訓練なんかしたらホンマに俺のときより倒れてしまうんやないかと思い止めた。





























淳太「しげの言うことに一理あるで、照史の力は半端ないからな。」





























照史「……」






しげ「…っはぁ、わかった、ただしあと3週間後やな…。まだこいつには筋力あらへん。3週間後には筋力もつくやろ。」






















望「しげっ…本気なん?」





















しげ「おん、」






望「倒れたらどないするん?」




















しげ「そんときはそんときや、敵に殺られるよりマシやろ?」













望「……っ、」







しげ「一週間でここまで変わった、まだ変わると俺は信じとるから。」




















「重岡さん…。」







照史「しげ、三週間後な。」






しげ「おん、ええよな、(人2)」






「……はい。」






照史「よろしく、手加減はせえへんから。」






























三週間後…、俺のこの判断がまさかあんなことになるなんてこの時は思いもよらなかった。

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作者名:かみしげ。。 | 作成日時:2020年6月5日 19時

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