私の青春は99％の笑いと1％の恋愛でできている。

３人は人間？ ページ7

*


「……これが鉄パイプ？」



鉄パイプ「誰が鉄パイプやねん」



「鉄パイプが喋った〜」



紫「鉄パイプが喋った〜」



鉄パイプ「ちょ、こいつら殴ってええ？」



柊「廉、やめぇ」



こいつが廉か。



廉「ちっ。で、誰やねん」



「通りすがりの者です」



？「俺と同じや」



「おお、奇遇やね」



望「いやいやいや、A、こっちが西畑大吾」



「ああ、仮面ライダーか」



西「君、Aって名前やろ」



「むむ、何故わかった」



望「さっき俺がAって呼んだやん」



「大根うっさい。で、貴方が………



残りもんやけど福がなさそうな貴方が……」



シャッター「わざわざ言い直さんでも！



向井康二、趣味はカメラやでっ☆」



「え？閉店ガラガラちゃうん？」



康「え？古っ」



「え？振る？」



望「康二、犯人はコイツや」



紫「いたたたた、のんちゃん、引っ張らないでくださーい」



康「ああ〜なるほどね！」



それで納得するコイツもコイツやろ。



望「ほな帰ろうか！」



大根に続いて、カメラ、白鉛筆、鉄パイプ、仮面ライダー、マシュマロキャッチ、私の順で退室。



したけど、私だけ呼び止められる。



見知らぬ男子中学生「ねー、お茶しない？」



……なんだこいつ、チャラい。神宮寺勇太とかそんな感じの名前してそう。



しかもこの昔なつかしのナンパはなんや。



思わずムービーで撮りたくなる(笑)



撮っていいか訊こうとしたら、私の前に誰かが立ち塞がった。



廉「あ、こいつ、俺のなんで」


*

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