私の青春は99％の笑いと1％の恋愛でできている。

連絡先交換 ページ12

*


「そーいやさー、」



紫「ﾊｧｰﾄﾞｯｺｲｼｮｰﾄﾞｯｺｲｼｮｰ」



「今の"そーいやさー、"はお祭りの掛け声やないねんけど」



何故かシュンとした紫耀を横目に、訊いてみる。



「私ら連絡先交換してへんよなー」



康「ほんまやな〜」



ってことでメアド交換タイム。



柊「よし、登録完了！」



「何か送ってきて」



そう言うと、高速で文章を打ち始めるみんな。



みんながメールを作成している姿は、滑稽だった。



「あ、きた」



♪〜くる〜きっとくる〜きっとくる〜



柊「着信音なんで貞子なん！？」



[from白鉛筆]



これで明らかに



柊「俺からってわかるな………」



康「じゃあ、俺は？」



「ジーコは普通に、"ジーコ"で登録したで」



♪〜カシャッ



「……………………」



康「…………………」



全「「……………」」



柊「何、今のシャッター音」



「着信音やん」



望「いやいやいや、今のが電車の中で鳴ったら、お前完璧変態やで？」



「じゃあ、私が電車に乗ってるときはジーコがメールしなきゃいいだけじゃん」



康「んなもんわかるかいな！俺はエスパーか！」



「次は誰だ〜」



康「無視！？」



♪〜ガキーン……



「あ、廉や」



全「「！！！！？？？」」


*

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