story 32 ページ35
サヤside
「今日俺ん家おいで」
って言われたから来たけど、やっぱりね
「どけ。三十路野郎」
「えー？何で？」
今倫也に馬乗りされている
ほんま嫌やこいつ
「……サヤ。綺麗な顔してるね」
「倫也は犬とカエル混ぜたみたいな顔してる」
「え。何か色々複雑」
「ねぇ倫也」
「なーに？」
「付き合ってる事って事務所とかファンに報告するん？」
「俺は報告してもいいけどサヤはP&Pがあるからまだ言いたくないでしょ？事務所にだけ言おう？」
私の事考えてくれてるんや
「うん、分かった。おおきに」
「俺もLovesとしての意思があるからね！」
「え？あんたLovesなん？」
「そうだよ〜？Lovesのサヤペン」
「マジか……引くわァ。ちょっと近づかんといて」
Lovesは私達P&Pのファンネーム
3人で時間をかけて考えた名前
「あ。最近ソンユとホヨンと話してない……」
「ふふ。メンバー想いなんだね」
「っうるさい。あの子達が構ってくるから仕方なくやってんねん」
「はいはい。ね！サヤっ！snow歌って！」
snowって私のソロ曲やん
雪のふる日、あたりはカップルばっかりだけど
1人で楽しく過ごす日の歌。バラード系だから私の好き歌
「snow好きなんや」
「うん！いいよね」
「ちょっとだけやからね
今年は1人で初雪を迎えた
外に出れば、あたりは恋人達で賑わって
でもそんなの気にしない
あっ。そうだホールのケーキ買っちゃおう
はい。終わり」
「生歌はやっぱりいいね！綺麗」
「あっそ」
ふにゃふにゃ笑いながら言ってくる三十路野郎
無自覚すぎてイラッとくる
「照れてるの？」
「ごめん。全く違うわ」
「っ！何するやっ」
「何ってわかんないの？」
「ｯ……」
倫也は私を押し倒して満足そうに笑ってる
「ねぇ？サヤ？」
「何や」
「好き。大好き」
「………はいはい」
「サヤは？俺の事好き？」
「うん」
「ちゃんと言ってよ」
「倫也……好きやで」
「ァアッ！可愛いｯ」
「耳元で叫ぶな。うるさい」
「ふふ〜」
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サヤ(プロフ) - こなみさん» ありがとうございます!!凄く励みになります!!楽しみに待っていただけると幸いです!! (2018年12月25日 23時) (
レス) id: 6fc334ee1d (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - しさん» あぁぁぁ！すみません！見間違いましたね…。すぐに直しておきます！ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月25日 23時) (レス) id: 6fc334ee1d (このIDを非表示/違反報告)
こなみ - とても面白かったです 続きが気になって仕方ありません これからもどんどん面白い作品を作ってください 応援しています (2018年12月25日 20時) (レス) id: 68c6eb7a31 (このIDを非表示/違反報告)
し - 渡辺ではなく浜辺美波ちゃんでは？ (2018年12月16日 23時) (レス) id: 6d91d71f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saya | 作成日時：2018年12月7日 14時
