三章 [ウツセミの夢] ページ11
＿＿……
あの日から、数日が立った。
あの日は、色々あった。
生まれて初めて恋をしたこと、
現に戻って倒れたこと、
幻の中でたくさんの怨念を見たこと、
化野家の過去を知ったこと、
そして＿
＿私が、香皇女の生まれ変わりだということ。
沙貴「あぁ、もうっ！訳わかんないわっ！」
沙貴は声を荒げ、隣にいる男に不満を漏らした。
沙貴「そもそも、思いが重いのよっ！しかも…前世の私美人すぎだしっ…」
豹牙「まぁ…そう声を荒げるな」
あまり荒げると傷口が開くぞ、と軽く忠告した後沙貴の足にテーピングを施した。
豹牙「…大分良くなってきたな…傷…」
沙貴「そ、そうね…貴方のおかげだわ」
豹牙「次は明後日に来る…。それまで無理は…しないように…気を付けろ…」
豹牙…藤澤豹牙はあれから何気に沙貴の事を気にかけてくれる。
本当ならテーピングも専属の医者がやるものなのだが、豹牙は
『俺がやるので…任せてください…』
と、自ら進んで沙貴と会うことを選んでくれた。
しかも、沙貴は怪我をしているため、といいわざわざ自宅から化野邸に来てくれるのだ。
沙貴「えぇ、また」
軽く微笑んだ後、豹牙を送り出した。
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どーも作者です！
何ヵ月ぶりの投稿ですかね…´∀`;
ずっと失踪してたんですが、これを気にまた小説投稿を再開していきたいと思います！
是非、これからも何卒よろしくお願い致しまする…！
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初藺(プロフ) - にゃさん» コメント有難うございます！創作の醍醐味…確かにそうですね。私的に双星は好きなので、過去編は創りやすいです。どうぞ温かい目で見守ってください--* (2016年10月10日 22時) (
レス) id: 7c9784488c (このIDを非表示/違反報告)
にゃ - 原作では描かれなかった人物の過去を描く。これこそ創作の醍醐味ですね（＾o＾） (2016年10月10日 22時) (レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワコ♪♪ | 作成日時：2016年10月10日 11時
