血は欲しくないみたい。infinite (ページ27)

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ちがう男ページ27

ｿﾝﾖﾙ「ミヨナー」

人形と遊ぶミヨンに話しかけるソンヨル

いつもならパパ、パパって
ソンヨルが帰ってくると離れないのに今日は無視。

ｿﾝﾖﾙ「ミヨナ、パパと遊ぼう？」

ﾐﾖﾝ「いや！」

ｿﾝﾖﾙ「どうして？パパミヨンと遊びたいなー」

ﾐﾖﾝ「だってパパじゃないもん！」

ｿﾝﾖﾙ「ミヨン、パパはずっとミヨンのパパだよ？」

ﾐﾖﾝ「パパじゃない！」

ｿﾝﾖﾙ「どうしてそんなこと言うの？」

ﾐﾖﾝ「えーーん」

泣き出すミヨン

ﾐﾖﾝ「ママー」

「どうしたの？」

ﾐﾖﾝ「ママーばいばいいやー」

「ばいばいって？」

ﾐﾖﾝ「ミヨンずっとママと一緒」

「もうどうしたの？ママとミヨンはずっと一緒よ」

泣き止まないミヨンを抱き上げた。

「あれ？」

ｿﾝﾖﾙ「どうしたの？」

「ミヨン、熱があるみたい」

「ミヨナ、どこか痛いところない？」

ﾐﾖﾝ「ここー」

自分の頭を指さす

ｿﾝﾖﾙ「今薬持ってくるからミヨン寝かせてて」

「うん」

ソンヨルが持ってきた薬を飲ませるとミヨンの具合は少しずつ良くなっていった。

ｿﾝﾖﾙ「どう？」

静かに部屋に入ってくるソンヨル

「だいぶ落ち着いたみたい、今眠ったところ」

ｿﾝﾖﾙ「よかった」

「ごはん、ちょっと遅くなっちゃったけどこれから作るから」

ｿﾝﾖﾙ「いいよ、無理しなくて。Aも疲れたでしょ？」

「大丈夫」

そう言って立ち上がろうとした

ｿﾝﾖﾙ「危ない」

ふらついてソンヨルに倒れかかった

「ごめんね」

ｿﾝﾖﾙ「ほら、もうゆっくり休んで？」

「うん」