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「あ、買い忘れ…」
冷蔵庫を見ると買い忘れに気づいた。財布と上着を持って外に出た。
「あー落ち葉すごいなー…」
結局今日も掃除できなかったし、ずっと本読んでたから落ち葉の存在も忘れてたし…。
明日やろう。と思いとりあえず近くのスーパーに向かった。
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「ふぅ…。ん?あれって」
家の前に蘭ちゃんと新一が居た。何してんだろ?と近づくと会話が聞こえてきた。
「ふーんそっか…いつもそうやって…わたし達をだましてきたのね…。そうでしょ?新一…」
蘭ちゃんが真っ直ぐ子どもの姿にされた新一を見て言った。
会話がアレだったから咄嗟に隠れたけど、どうしよ、声かけるタイミング逃した上にやばいよね?なんでバレそうになってんの?
「な、何いってんだよ?ボクが新一兄ちゃんなわけないじゃない!」
「いいえまちがいないわ!あの推理力、行動力…おまけに音楽の知識に乏しいところまで瓜二つじゃない!!」
なになに…また、やらかしたの?服部さんにバレて蘭ちゃんにもバレるなんて、バカなの?…いやまだ誤魔化せるかも…?
「でもホラ、よく見てよ!ボク子どもだよ?」
「どーせ阿笠博士が作った変な薬でも飲んだんでしょ?」
わーつじつま合ってるー…。
今私が行っても何も出来ないし、いい誤魔化し方が見つからない。でもこのままここに居たら蘭ちゃんに正体がバレるし…。どうしよ、どうしよー!
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年2月28日 14時