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聞くと服部さんは呆れ顔で言ってきた。
「『それも可能となりまんがな』からや!!」
それって毛利さんに殴られた時くらいだったはず。衝撃で起きちゃったんだ!しかも、ほぼ前半!!
「言葉遣いは妙やったけど、あの口調と論理の組み立ては工藤新一!!まちがいあらへん!!あんたも工藤の事知ってたな!!」
「や、やだなー?よく見てよ!ボク子どもだよ!」
「そうよ!この子は江戸川コナンで、工藤新一じゃないわ!」
新一は子どもっぽく、私は強く言ったけど内心ヒヤヒヤだ。
やばい…どうする?これ確実にバレてるよね?だって横目で新一の推理見てたって言うし…。
「は…さよけ!ほんなら、あの娘にみんなゆうてまうけど、ええんやな?」
「え…」
「い、いいよ!だってボク子どもだもん…」
新一の言葉に服部さんは蘭ちゃんの元へ向かった。
「いいの、新一?!あんた何回かバレかけてるでしょ!?」
「で、でもよ…」
「あの人勘鋭いし、もうバレてるって!蘭ちゃんに言われる前に言った方が…」
「お、おう…!
ちょ、ちょっとまったぁ!!!」
新一が大声を出すと蘭ちゃんは驚いて、コナン君?と言っている。服部さんは…
「ふふーん?」
ニヤニヤと笑っていた…。
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年2月28日 14時