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「まさか綾子さん………っ」
炎の中に綾子さんがいると思ったら足の力が抜けた。それを傍にいた蘭ちゃんに支えられた。
「Aちゃん!」
「蘭!Aを連れて中へ戻れるんだ!」
「うん!」
こんな大変な時に、こうなるなんて…!私ダメすぎるよ…!!
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「炎消えたって、大丈夫?Aちゃん」
「うん…ごめん…」
「…Aちゃんはここに居て。きっと綾子さん…」
もしも本当にあの炎の中に綾子さんがいたなら綾子さんの体はきっと…。
「うん…ここにいるよ」
きっと綾子さんを見つけたら、…今度は倒れるかもしれない。捜査の邪魔になりたくない…。
「うっ…っ…」
どうしてこんなに…私は弱いの…。新一の役に立ちたいのに…。何も、役に立ってない…!
…私だけでもパパとママの元へ行った方が良かったかもしれない…。そうすれば新一は、私の事気にせずに事件に集中できる…。
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年2月28日 14時