3 ページ7
「あの沖矢さん。無意識なのかわざとなのか分かりませんけど、口調気をつけて下さいね」
急に沖矢昴の時に赤井さんが出るから。しかもたまに目を開ける時もあるし。
「知ってる人や疑ってる人が居たら余計怪しみますよ。安室透とか、いい例です」
「そうですね。分かりました気をつけます」
…そう言ってるけど、顔が笑ってますよ沖矢さん。これ絶対分かってないし、気をつける気無いな。
「私みたいな子どもに言われるのは、あまりいい気がしないでしょうからガミガミ言いませんけど、ちゃんと動けるようにはしといて下さいよ!…あなたはあいつを子ども扱いしない人なんですから」
「ふむ…『あいつ』というのが誰のことなのか気になりますが、了解しました」
(絶対分かってるだろ…)
見てたら、どうしました?って聞かれたから、なんでもないです。と返して早歩きした。でも足長いから直ぐ追いつかれた。悔しい。
「あ、そういえば今日って13日の金曜日でしたね。懐かしい、貴方が死んだ日ですね」
「………お前も外で話す時は気をつけた方がいいぞ…」
「あっ…」
ついさっき話したばっかなのに…人の事言えない…。
「すみません。反省します…」
「そこまで落ち込むことじゃ無いだろ…」
,
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウォーカー(プロフ) - お待たせしました。更新しました。 (2018年10月8日 12時) (レス) id: 5d5b262465 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年9月4日 17時