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「何だか嫌な事件だったな…」
「ああいうブログは鵜呑みにしちゃダメって事ね…」
帰り道、毛利さんと園子ちゃんがそう言うのが聞こえた。ネットは便利だけど、ある事無い事書き込まれるからな…。鵜呑みにする前に自分の目で見てちゃんと食べて決めないとね。
…ん?それだと私も同じかも…。安室透の事、公安だし鋭いし怖いって思って苦手意識持ってるし…。…今度ポアロに行こうかな。
「すっごーい!!やっぱりコナン君天才かも!!」
蘭ちゃんが頬を赤くさせて新一の事を褒めていた。なのにその本人は…
「ぜんっぜん…すごかないよ…」
と不貞腐れた。…あぁ、そういえばまだ言ってないや。
「だって蘭ねーちゃん達の旅行の事…ちっともわかんないし…」
素直に自白した新一。すると蘭ちゃん達は笑いだした。うんうん、やっぱり笑っちゃうよね。
「だーかーらー…」
「その旅行はね…」
「高校生の定番の…」
「「「修学旅行だよ!!」」」
言うと新一は、あー!って口開けて目を見開いてる。この時期にある学校行事を思い出したみたい。
「さすがの新一君もこの行事は外さないと思うんだけどねぇ…」
「来るかなぁ?」
「楽しみだな!」
「んー…もしかしたら携帯壊れてて見てないかもよ?」
でも今言ったし顔に、行きてぇー!って書いてあるし何とかするでしょう。
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ウォーカー(プロフ) - お待たせしました。更新しました。 (2018年10月8日 12時) (レス) id: 5d5b262465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年9月4日 17時