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「今渡してきたの、もしかして携帯電話ですか?」
「正解です。あの状況では1番頼りになる武器ですからね」


コンテナ内で警察に通報し検問を張ってもらい、車を止めさせ調べてくれた方が安全で確実に捕まえられる。けど、もし中に居ることがバレて取り上げられたら…。


(新一…)
「Aさん、こちらへ…」


外からはバレないように見てください。と言われ気を付けつつ外を見た。すると、あの男。バーボンが居た。


「どうして…?!だって…(手を引いたはずじゃ…!)」


さらに見てると宅配業者の1人がバーボンに近づいた。すると、バーボンはその人のお腹に1発決めた。
ボクシング…。しかも相当の腕前…!笑顔でステップ踏んだり、笑顔でガムテ引っ張ってる…。


「何あの人怖い…!」


犯罪組織の人間だから行動が怪しく見える…!

でも拳銃とか出てこなくて良かった…。住宅街だから拳銃は持ってなかったのかな?
ジンやウォッカ、ベルモット、キャンティ、コルンは拳銃やライフルを使ってたけど…。


「大丈夫。そんな顔するな…」
「え?」
「Aさんの事は僕が守りますから」


言って沖矢さんはスタスタと歩いていった。私は驚いて、開いた口が塞がらなかった。

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設定タグ:原作沿い , 名探偵コナン , 緋色の帰還   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年6月1日 16時

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