工藤新一の兄弟(仮)１６ (ページ9)

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警戒ページ9

「はい」
『あのーチーター宅配便ですけど…そちらに阿笠博士って方はいらっしゃいますか？』
「あ、阿笠なら隣…」
『工藤様方、阿笠博士様宛の荷物を届けに来たんですが…』

工藤様方って…まさか新一に何かあった？そんな宛名書けるの新一ぐらいだし…。でも私が出ても何も出来ないし…。

てか、本当によく事件に巻き込まれるわね新一のやつ…。今日はのんびり掃除しようと思ってたのに中断させて、もー！

「Aさん、どうしました？」
「あ、沖矢さん…実は」

沖矢さんに宅配便が届いた事を伝えた。でもその宅配便に何かあるのかコナン君が首を突っ込んでる事を話した。

「すみません、変わってください」
「はい…」

沖矢さんに渡したあと隣に移動して話を聞くことにした。沖矢さんは最初、お待たせしてすみませんと謝った。その後、

「あぁ、思い出しました、ケーキですね？本人は隣の部屋で手が離せない作業をしているので私が受け取りましょう…」

と言った。その後沖矢さんは玄関に行き荷物を受け取り、配達の人が出てから配達伝票の荷札をめくりその下の受け取り人控えを見た。

「…どうやらコナン君達は今来た宅配業者のトラックのコンテナの中に居るようです。その中には死体も…」
「何でそんな…」
「さぁ…それは分かりませんが、とりあえずコレの出荷を頼んできます」

言って沖矢さんは宅配業者に箱を渡して帰ってきた。