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『連絡待ちです…。
現在、私の連れがあなたのお仲間を拘束すべく追跡中…。流石のあなたもお仲間の生死がかかれば…素直になってくれると思いまして…。でもできれば連絡が来る前にそのマスクを取ってくれませんかねぇ…沖矢昴さん…。いや…
FBI捜査官…赤井秀一!!』
安室透が言ったあと静かになった。微かに聞こえるのはテレビの音だけ…。
「新一…」
「大丈夫…心配すんな…」
『君がそれを望むなら…仕方ない…』
沖矢さんの声が聞こえた。マスクを取った後咳払いを2回…風邪気味だからマスクをしていいか安室透に聞くけど安室透は、そのマスクじゃない…と言った。
『その変装を解けと言っているんだ!赤井秀一!!』
『変装?赤井秀一?さっきから一体何の話です?』
そう言ったあとまた咳払いを2回…。その背後で、司会者の最優秀脚本賞の発表です!という声が聞こえた。
「パパが映るのに…本当ならリビングでパパの姿を見て喜んでたはずなのに…あの色黒金髪童顔男…!」
「泣くなよ…録画してんだろ?」
「当たり前でしょ!?」
何もこの日に来なくても良くない?!なのに何で!?嫌がらせ?!
『では、Mr.クドウに壇上に上がってもらいましょう!』
司会者の声、拍手の音が聞こえる。めそめそしてたらあの色黒金髪童顔男の声が聞こえた。
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年6月1日 16時