今日:78 hit、昨日:24 hit、合計:43,258 hit
小|中|大
5 ページ35
あの男に言われた後、私達はあの廃ビルに入った。階段で上に上がっていくと銀髪の通り魔と遭遇した。通り魔は私達を狙おうとしたけど もたれた手すりは老朽化していて通り魔は落ちそうになった。そこを助けたのだ。
私と蘭ちゃんは腕を伸ばして、雨の降る中、必死で助けようとしたのだ…。後から来た新一にも手伝ってもらって。
けどその通り魔は手すりを掴んで自力で上って助かった。なのに、死んだ…。
「……言い過ぎた、よね…。FBIって言っても失敗くらいする…」
頭が冷えて冷静さを取り戻してきたけどもう遅い。振り返っても赤井秀一の姿はなかった。当たり前か。もう会うことは無いだろうし…忘れよう。
「…忘れられるかな?あの鋭い目…暫く悪夢を見そう…」
うわーヤダなー…。と、そんな事を思いながら家に帰った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年4月26日 17時