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あの男に言われた後、私達はあの廃ビルに入った。階段で上に上がっていくと銀髪の通り魔と遭遇した。通り魔は私達を狙おうとしたけど もたれた手すりは老朽化していて通り魔は落ちそうになった。そこを助けたのだ。

私と蘭ちゃんは腕を伸ばして、雨の降る中、必死で助けようとしたのだ…。後から来た新一にも手伝ってもらって。
けどその通り魔は手すりを掴んで自力で上って助かった。なのに、死んだ…。


「……言い過ぎた、よね…。FBIって言っても失敗くらいする…」


頭が冷えて冷静さを取り戻してきたけどもう遅い。振り返っても赤井秀一の姿はなかった。当たり前か。もう会うことは無いだろうし…忘れよう。


「…忘れられるかな?あの鋭い目…暫く悪夢を見そう…」


うわーヤダなー…。と、そんな事を思いながら家に帰った。

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設定タグ:原作沿い , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年4月26日 17時

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