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エスカレーターから血文字が出た。それは□で○✕△より少し大きい気がした。
□が他より大きく、○✕△…。
「なぁA…何で知ってんだ?」
「ん?んーとね…ん?知ってる?何を?」
「とぼけんな。Xの事だよ!」
あ、そっち?目が鋭かったから事件で気づいた事聞きに来たのかと思ったんだけど。
「ママに教えてもらったもの。新一は知らなかったんだね」
「聞いても教えてくれなかったんだよ」
あー、なるほどね。でもいいのかな?ママが言わなかったのを私が言って教えても…。
新一を見ると、さっさと教えろって目で訴えてきてる…。あ、じゃあ
「何でジョディ先生の話の時曖昧な返事して睨んでたの?それを教えてくれたら教えてあげる」
「交換条件かよ…」
ニコニコして聞けば新一は、しゃーねーな…と言って話し始めた。
それは博士や子ども達と一緒にスキー場へ向かってるバスの中で起こった事。男組二人が拳銃を発砲したのだ。そして乗客を人質にした。バスジャックだ。
その事件は無事解決したがその時、ジョディ先生と新出先生が居たらしい。
「その時の事で引っかかってな…。それにその乗客の中にニット帽の男が居て、名前は確か赤井秀一…A?」
「え?あ、そうなんだ…」
「ほら、話したんだから教えろよ!」
「はいはい…」
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年4月26日 17時