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「あの姉ちゃんに正体バレかけてるそうやないか!!」


にこやかに言ってきた。それに新一は苦笑いして、バレかけてんじゃねー…と言ってベッドに横になった。


「バレてるのよ…」
「え?まさかおまえから話したんか?」
「バーロ、んな事するかよ…」
「そうね。バレそうになる事はしてるらしいけど」


ジッと見たら新一はタジタジになった。この様子を見る限り、思い当たる節はいっぱいあるようだ。


「オレが分身でもしねーかぎりごまかすのは無理って感じだぜ…。
でもわかんねーんだ…。確信をもっているんなら、何でそれをオレに言わねーのかが…」


台本の読み合わせをした時の事を思い出した。私があの時、待っててくれって…そう言ったから蘭ちゃん聞かないでいたのかも…


「待ってるんや…。おまえの口から直接、話聞かせてもらうんをな!!」


その言葉に新一は驚いて何も言わなかった。


「こうなったら腹くくって、その何とかっちゅう組織の事や、おまえの体を小さした薬の事を…全部話してもうた方がええんとちゃうか?」
「バーロ…。
人の苦労をしょい込んで、自分の事のように心配して泣いちまうようなお人好しに…んな事言えるわけねーだろ?」


新一の言うとおり。蘭ちゃんはそういう子だ。話したら、きっと…

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設定タグ:原作沿い , 名探偵コナン , 兄弟   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年4月18日 19時

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