工藤新一の兄弟(仮)８ (ページ28)

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「あ、かわいいねソレ！次は四人でコレ撮ろーよ！」

蘭ちゃんと園子ちゃんが来てウエディングバージョンのプリクラを指さして言う蘭ちゃん。
確かにかわいい…。

「まだ早いからな」
「は？…早いも何も相手なんかいないわよ。あんたよりも頭のキレる人居ないもの！」

新一にそう言うと、へーへーとニヤニヤし笑った。蘭ちゃんがいるからって何よ！私が一生独り身だったら新一のせいだ！

「Hey!Come on,Come on…」

高らかな英語が聞こえ振り向くと金髪の女性がガンシューティングゲームをしていた。慣れてるのか次々と撃ち、拳銃を上に放り投げキャッチして右腕を画面の前に出し、その腕の下から撃った。
画面にはPERFECT！と出ていた。パフォーマンスとも言える程の腕前で周りにいた人達は、オオオオォ…と声を上げた。

「ジョディ先生…？」
「どうしたんですか？こんな所で…」
「OH、毛利さんと鈴木さんと工藤サーン！」

近づいて声をかけると周りの人達が、先生？帝丹の制服…。高校教師？など言われザワついた。
それにジョディ先生は慌てて私達の背中を押してその場から離れた。