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蘭ちゃんはパニック状態だが、園子ちゃんから出てるカンペを見て芝居を続けた。


「あ、『貴方はもしやスペイド…』


カンペどおり何とか芝居を続けた蘭ちゃん。ただ、さっきのハグのせいで毛利さんと和葉ちゃんが席を立ち上がっている…。


『昔、我が父に眉間を斬られ、庭から追い出された貴方が…トランプ王国の王子だったとは…。
ああ…幼き日のあの約束をまだお忘れでなければ…どうか私の唇に…その証を…』


すると、この雰囲気をぶち破る程の悲鳴が聞こえた。皆悲鳴の方を見ると…一人の客が目を見開いて倒れていた…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

警察に連絡すると数分経って到着した。
目暮警部と高木刑事。そして鑑識の人。目暮警部が女性と何か話してるが、ここじゃ何も聞こえない。


「ねえ園子ちゃん、いつ蘭ちゃんに言うの?」
「だ、だってー…学校内で事件が起こるなんて思わないじゃない」
「それもそうだけど…」


けど、黒衣の騎士が何も話さないから蘭ちゃんが不振がってるんだよねー。
でも出たら説明求められるし自然と黒衣の騎士が誰なのかってなるし、それなれば多分怒るのは客席に座ってるあの子…。


「誰かこの事件…早く解決させてー」


そう言うと急に客席がざわついた。見ると工藤新一…に化けてる人…。
多分、服部さんだ。和葉ちゃんにバレたのか頬につけていた白い何かが取られ色黒が見えた。


「だから何の冗談だって言ってんだよ!?」


って毛利さんのキレる声が聞こえて、その人は観念して髪型を元に戻し、白い何かを拭った。そして姿を現した服部さんが頭に手をやり笑っていた。

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設定タグ:原作沿い , 名探偵コナン , 兄弟   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ウォーカー | 作成日時:2018年4月18日 19時

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