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「あ、そうだ!うちで夜ご飯食べて行かない?」


松倉君のお母さんの一言でご馳走になる事に。


海沿いにある可愛らしいお家。


海風が気持ちいい。


2人で宿題しながらご飯が出来るまでの時間をリビングで過ごした。


「玉田さんって頭いいんだね。俺全然わかんねー。」

って頭を抱えている。


「普通だよ。」


「そっか、俺が悪すぎんのか。」


へへって苦笑い。




宿題が終わる頃には良い匂いが漂ってきて「ご飯できたよー。」ってお母さんの声。


ダイニングテーブルには美味しそうなハンバーグ。


「美味しそう…。」


思わず呟くと「母ちゃんのハンバーグ美味いよ。」って松倉君。


妹さんも部屋から出てきて私を見るなり「え?お兄ちゃんの彼女?」って固まってる。


「バカっ!ちげぇよ!」


焦る松倉君。


「そうよ、こんな可愛い子が海斗の彼女な訳ないでしょ?」


「うっせぇ。いいから食べるよ。」


真っ赤になってる。



皆で手を合わせていただきます。




「美味しい!」

「でしょ?」



手作りのハンバーグなんて久しぶりで気づいたら黙々と食べてしまってた。


「ただいまー。って…まさか海斗の彼女?」

って、松倉君のお父さんが帰ってきた。


「だからちげーって。玉田さんごめん。」


「お邪魔してます。」

ペコっと挨拶をすると「おでこどうしたの?」って。


お母さんが説明すると「わぁ、痛かったね。ごめんね。」ってお父さん。


妹さんも「お兄ちゃん、バカじゃん。」って。



本当に素敵な家族。


こんな賑やかなご飯は久しぶりでパパとママが生きてた時を思い出して涙がでてきちゃった。


「え?玉田さん、大丈夫?もしかして傷痛む?」


顔を覗き込まれて大きく首を振った。


「いつも夜ご飯はだいたい1人だから。父と母が生きてた頃を思い出して…すみません。」


「いつでも食べに来ていいのよ。あ、Aちゃんって呼んでいい?」

ってお母さん。


「はい。嬉しいです。」


「じゃあ私も!」

って妹さん。


「じゃあパパも!」

ってお父さん。


全員で松倉君を見ると「俺は…Aって呼ぼうかな…。」って照れ臭そう。


「決まりな!Aちゃんも海斗って呼んでいいから。」


「海斗…。」


呟くと顔を赤くする海斗。


「お前赤くなんなよ!(笑)」

お父さんに揶揄われてる。



時計を見たら21時。


そろそろお兄が帰ってくる時間だなって思ってたら携帯が鳴った。

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設定タグ:TravisJapan , トラジャ , 松倉海斗   
作品ジャンル:タレント
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作者名:あや | 作成日時:2021年4月6日 22時

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