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Aside
遅番の人が来れなくなって残業頼まれた。
独身だし帰っても呑むだけだし明日は休みだし、断る理由も特に見当たらないからオッケーした。
拓とはその後は会うこともなくもちろん連絡先の紙はすぐ捨てた。
今日は長かったな…ビール入ってたかな。
無かったらショックだから一応買って帰ろ。
ビールとおつまみが入った袋を下げて家に帰るとドアの前で体操座りをして項垂れている海人君の姿。
「海人君っ！いつから待ってるの？」
顔を上げた海人君はまるで捨て犬みたいに震えてて不安そうな目で「遅いよ…何してたの？」って。
「とりあえず入ろ？すぐ部屋あっためるから。」
身体を支えると冷えきってて、あと少し遅かったら凍死するレベル。
とりあえず頭から毛布で包んでギュッて抱きしめた。
「ちょっと待ってて。お風呂溜めてくる！」
立ち上がると「ここにいて？」って冷たい手で手首を握られた。
「海人君、何かあった？」
「Aさん…俺の事捨てないよね？」
「へ？なんでそんな事聞くの？」
こんな弱気な海人君初めて見たんだけど…。
「今日帰り遅かったの何で？」
「残業してた。ごめんね？来てるって知らなくて。」
「本当？……あの男と一緒じゃなかったの？」
「あの男って？」
「拓ってやつ。
今日見ちゃったんだ。」
そういう事か…。
やっぱりちゃんと話をしておけば良かった。
そしたらこんなに海人君を不安にさせる事なかったのに。
「今日だけこっちに研修で来てて…でも本当に海人君が心配するような事ないよ？」
「手握ってたじゃん。」
ん？
手なんて握ってない。
何のこと？
「Aさんの手を握ってた、あいつ。許せない。」
あ！
わかった。
「あれは連絡先を書いた紙を無理やり握らされたの。今日こっち泊まるから連絡してって。」
「連絡したの？」
「するわけないじゃん。
あの紙もすぐこっぱみじんこにしてトイレに流した。う○こと共に。」
「こっぱみじんこって何？(笑)
あとう○こって言っちゃダメ(笑)」
あ、やっと笑った。
可愛いなぁ。
ふわふわの髪の毛をわしゃわしゃしたいなぁ。
んー、もう食べちゃいたい。
「ねぇ、顔気持ち悪いよ？」
あ、ヤバイヤバイ。
顔を戻した。
「本当に何もないから。ってか私には海人君がいるし。こんな可愛い子放っておいてあんなやつの所行くわけない。」
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りん - あやさん» お返事ありがとうございます(*^_^*)普通のお店では売っていないのでなんでかと思っていたら、九州のだったんですね。納得でしたwこれからも素敵な作品楽しみにしております(^-^)/ (2021年6月15日 20時) (
レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます＼(^^)／凄く嬉しいです！東北にもうまかっちゃんあるんですね！！(°_°) びっくりですwこの作品の主人公さん可愛らしくて私も好きなんです。なので面白いと言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます！ (2021年6月15日 19時) (レス) id: eabb993d38 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 初めてあやさんの作品読ませて頂いて、すごく面白いです！！東北に住んでいるのですが、うまかっちゃんラーメンめちゃくちゃ好きで、ついついコメントしたくなってしまいました(*^^*) (2021年6月15日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - あやさん» お返事ありがとうございます(*^^*)子供が産まれてからのお話とか読んでみたいので番外編楽しみにしてます！！ (2021年6月4日 0時) (レス) id: f1c9736a29 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - なつみさん» コメントありがとうございます(^^)Tiger Tigerの方はもう結婚までしちゃってこれ以上話を広げるのが難しくて^^; でも�兇�赤お星様になってたので記念に続編では無く番外編的なお話を考えている所です。出来上がったら読んで頂けると嬉しいです(^_^) (2021年6月3日 22時) (レス) id: eabb993d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2021年2月17日 23時
